広がり

きづき

人の光。

アニメなどではよく表現されているが、人には光が宿ると思う。力強く輝く光だ。志や想いといったものが、輝きとして放たれているのだと思う。熱量を感じる。そして、人と人はそうした光に魅かれ合い、自然と繋がっていくような気がする。そのつながりが増え、...
仲間

天下の回りもの

サプライチェーンの一部を担って、新たな価値を生む、新たな社会・業界を作るとしよう。その場合、当然のように様々なプレーヤーと一緒にその実現に向かっていく必要がある。でも、その社会や業界が革新的であるほど、ゴールが見えにくく、右往左往する。そん...
きづき

作り込みと切り出し

新しい事業を生み出す時、届けたい新たな価値をより大きくしたいという感覚がある。例えば、女性や高齢者でも働ける現場を作りたいという想いがあったとしよう。まずは筋力に頼る業務がないこと、それから男臭くない職場環境を徹底したいと考える。それを実現...
きづき

底辺と高さ

三角形の面積を求める公式を思い出す。底辺×高さ÷2。呪文のように覚えた。紙の上に描く三角形は、様々な形があった。底辺の長いもの、高さの高いもの。見ただけでは、面積の順番がわからなかったが、公式を使えばすぐに計算できた。公式の正しさも理解でき...
刺激

考えるに至る。

単にものを鑑賞する場ではない。美術館の活動内容にそう書かれていた。来館者が、自由かつ自然な心で作品と作者に出会うことにより・・・そこから得た感動や心の変化を、自らの思索に繋げていくことを基本方針とする。真っ直ぐに伝える芯のある作品から作者を...
きづき

売り物は身近にある。

最近、常々思う。お金を回さなければならない。売り買いを増やすことだ。それも単に世の中の売上高の合計を大きくすれば良いのではないと思う。売り買いという一つの行為を矢印で示したら、それが小さくてもたくさんあるのがいい。さらに、たくさんの人から矢...
俯瞰

グリーンな社会をデザインする。

人が中心の社会から、地球や地球に住む生き物を含めた社会へと意識が広がってきた。地球に住まわせて頂いている。有難いことだ。そんな感覚が大きくなっている。今までもゴミや環境破壊の問題はもちろん存在していた。物を大事にする思いもあった。でも、人々...
広がり

束ねて伝える

最近、文化観光の仕事をやっている中で常に話題となるのが、情報発信の進め方だ。潜在的なお客様に、自分達の商品やサービスの情報を如何に届けるかを議論する。ただ、商品やサービスの内容については、既に改善が進み、良い状態になっていることが多い。デザ...
きづき

不完全な技術を使う

これは精度が悪いからこのままでは使い物にならない。精度を上げたい。こんな話を色々な場面で聞く。では、どのくらいの精度があったらいいのだろうか。もちろん、100%だと嬉しいに違いない。でも、例えば人の判断はどうだろうか。性別の判断なら、99%...
きづき

ずっと考え続ける

長閑な観光地のモビリティが不採算で撤退した。理由が「全く使われてない」なら問題はない。それなりの稼働だが、収益の取れる値段設定が上手くいかなかった場合はとても難しい。モビリティ自体の原価低減が間に合えば、同じ値段での事業継続の可能性は生まれ...
広がり

サウナの文化

最近は、周囲にサウナマニアなる人が増えてきたように思う。かなりの数だ。それだけではない。サウナの施設をオープンする友人まで出てきた。自然を満喫しながらテントサウナでロウリュウ。直後の水風呂。かなり気持ちいい。新幹線が止まる駅から歩いて5分く...
広がり

コミュニティを開く

なんとなくのイメージかもしれないが、コミュニティと言えば「仲良し」が頭に浮かぶ。共通の趣味や共通の目的を、メンバーで一緒にやることで盛り上がる感じだ。コミュニティの中にいれば、ある意味安心して毎日を楽しむことができる。もちろん、意見の食い違...
俯瞰

多変数の最適化

ものづくりの世界はどんどん複雑になってきた。満たすべき要件が拡大している。はるか昔は、良いモノを作ることだけが重要だった。つまりクオリティ、品質だ。モノを量産して販売するなら、作られたすべてのモノで同じ品質を担保することが大事だった。品質を...
きづき

地球が丸く見える

駅に隣接している高層のホテルに泊まった。50階くらいの建物で今は41階だ。東京ではないので、周囲には高い建物はほとんどない。海まで見渡せる。目の錯覚かもしれないが、地球の丸さを感じる。遠くになるほど地平線が下がる。普段の日常生活ではまったく...
妄想

新たな価値に溢れる社会

何か商売を始める時、常に頭を悩ませるのはその商品やサービスをどう売るかだ。既存の商品やサービスには売る仕掛けができているが、そこに流すのは簡単でない。これまで作り上げてきた流通チャネルを新参者にそう簡単には開放しないのだ。決して意地悪をして...
俯瞰

社会を切り取る感覚

一昔前までは、良い製品を作れば売れた。製品の費用対効果が高ければ売れた。言い換えると、製品を中心に独立した「製品の世界」が作れていたのだと思う。製品は今までにない画期的なものが生まれ、その製品を使うことが一種のトレンドだった。人々は、その製...
俯瞰

SoS

昔は船舶などで遭難に遭った時に使うモールス信号の通称がSOSだ。今では、SoSと、oが小文字になり、System of Systemsの略称だ。IoT=「モノのインターネット」を活用したビジネスを考える時に使う。モノが人と繋がり、モノがモノ...
広がり

オープン化

物事をもっと普及させたい。そんな時に議論になるのがオープン化だ。物事の何をオープンにして、何をクローズにするかが議論の焦点だ。みんなに使ってもらうなら、どう使うかを含めて開示するのは当たり前だ。でも、すべてを開示してしまうと、そのままコピー...
広がり

自分の物差しを持つ

何事を行う上でも大事にしていることは、自分の物差しを持つということだ。何を良しとするかの物差しだ。これを持つためには、必ず確認をしなければならないことがある。それは、何を目的にしているかだ。とても当たり前なことだが、これが意外と難しい。つい...
仲間

束ねて強くする

撚り線というものを知っているだろうか。「よりせん」と読む。例えば、10本程度の細い銅線をねじって互いに巻きつくようにしたケーブルだ。同じ太さの単線に比べて柔らかく、曲げても断線することもない便利なものだ。撚り線を構成する1本1本は非常に細く...