広がり

きづき

電動アシスト自転車

2年前くらいだろうか、初めて電動アシスト自転車に乗った。とても驚いた。ペダルを漕いだ力の2倍までのアシストを自動でしてくれる。使い方に迷いはない。上り坂をぐいぐい進む。前のカゴに荷物を乗せても全く問題なく発進できる。まるで脚力が上がったかの...
きづき

超一流へのこだわり

普段、仕事をしているといろいろなジャンルのプロフェッショナルに出会う。最近では、コンサルタント時代にはあまり出会うことの無かったプロにあう機会が多い。ランドスケープ、ライティング、キュレーター、文化施設、学芸員などである。領域は違うが、プロ...
きづき

世界観ってなんだろう。

世界における人間などの存在をどのように捉えるかという考え方。これが世界観の定義だ。世界における人間のあり方などを、統一的に解釈し、意義付けたものとされる。中々重い。最近は別の意味合いの方が圧倒的に多い気がする。独創的な雰囲気やコンセプトだ。...
広がり

言語化の効能

超高性能、古来、らしさ、DNA。特別感を示すこうした表現は至る所で使われている。確かに、これらの言葉からは秘めた凄いものがあるという感覚が伝わってくる。とにかく凄そうだ。でも、何が凄いのかは十分に分からないまま、凄いと言われているから凄いの...
俯瞰

加えて、成長する。

直近の状況は見てはいないが、この10年、日本のモノやサービスの安さが加速している。絶対的な価格もそうだが、一連の購買プロセスの品質の高さまで考えると安すぎると思う。お客様に少しでも喜んでもらえるように、何十年も値段を変えない飲食店さえ存在す...
広がり

活動記録の使い途

今の世界、活動の記録は、かなり容易にできるようになっている。スマホが1人1台あるからだ。写真を撮るにしても、枚数が変わった。撮れるだけとって全部残しておくこともできる。位置に関する情報は、自動トラッキングされる。いつどこへ行ったかの行動は丸...
仲間

遅く動く移動の道具

2019年、モーターショーに仲間で作った低速モビリティを出展した。デザイン会社の社長が書かれたスケッチに魅了され、仲間が集まって作った。執事が側に寄り添っているかのような気品のある佇まいの小さな車だ。コゲ茶色の外装に、白いソファのようなシー...
きづき

ウミガメに優しいプール

大海原を旅するウミガメ。どのくらい深く潜って泳ぎ、どうやって休んでいるのだろうか。太平洋を回遊するというスケールもものすごく大きい。プールというイメージとはかけ離れている。でも、怪我をしたカメの保護や生態の研究にはプールが必要だ。どんなプー...
俯瞰

接客ビジネスの価値を高める

レストランのウェイター/ウェイトレス、デパートの店員やコンシェルジュ。接客と言って思い浮かぶのはこんな職業だろうか。お客さんが来ると相手をする。用件のある時のみ対応するので、一人のお客さんとつきっきりになることはない。価値を上げる簡単な方法...
出会い

サークル活動

ある博物館で、とても素晴らしいサークル活動とであった。いつの間にか増殖する活動だ。まず、ネーミングが秀逸だ。化石を掘るサークルはホネホネ団。休日に活動する。掘ってきた骨を標本にすべく磨く部隊は平日に働く。カリカリ団だ。標本をボンドで貼り付け...
刺激

構想へ一直線に進む

新たな価値を生む素晴らしい構想があったとしよう。できれば素早く実現したいはずだ。まずすべきは、構想を人に伝えることだ。一緒に構想を実現してくれる同士を探す旅を始める。普段から構想を話すことを癖にしていると、会いにいくべき人を探すのに苦労はな...
きづき

文化は誰のもの?

最近、日本各地の文化について考えることが多い。文化振興をどう進めたら良いかを考えている。振興とはつまり、物事を盛り上げること。文化振興は、文化を盛り上げられるかへの挑戦だ。それぞれの地にあるどの文化をみてみても、その文化を象徴するようなモノ...
広がり

ヒトの流れのデザイン

街に賑わいを生みたい。多くの人が街に訪れ、街に活気が溢れ、経済も回っていく。こんな姿を実現したいと思う人たちは数多くいると思う。私も常にそう思っている。賑わいを生み出した例は至る所にある。特に今の旬のテーマを捉えたイベントは人が集まる。場合...
広がり

デザイン経営。

色々なところで語られているデザイン経営。果たしてどんなものだろうか。考えてみる。デザインは「美しさや使いやすさなどの狙いを実現するために創意工夫すること」とある。経営は「事業目的達成に向け継続的・計画的に意思決定・実行し、事業を管理遂行する...
俯瞰

人の能力拡張

歴史を振り返ると色々と感じることがある。人々のとてつもない進化を感じることができる。ひと昔であれば、SFとされていたことも、いつの間にか誰でも使える道具として存在している。例えば、伝える能力の進化だ。蓄音機による録音から始まり、いまでは映像...
きづき

現代の羅針盤。

今はあまり使われなくなったが、船や航空機などで方位を知るのに用いられる器具のことだ。コンパスともいう。スマホにはコンパスアプリも存在するが、最近では地図アプリを使う。いずれにせよ、自分の行きたい方向と進んでいる方向が合っているかを確かめるこ...
仲間

同じ釜の飯

同じ共同体が同じものを食べることによって、同体としての帰属意識を持つこと、強化すること。他人同士ではあるが、いっしょに暮らして苦楽をともにすること。同じ釜の飯はそんな意味だ。「食べる」ということが、栄養を摂取するという行為を超えて、「つなぐ...
妄想

現実世界のプラットフォーマー

インターネット上で大規模なサービス提供をしている企業の呼び名だ。IT業界で使われる。顧客となる事業者にビジネスの場(基盤)を提供し、その分の手数料や会費を受け取る。代表格はGAFA。10億人規模の利用客を有する巨大プラットフォームを運営して...
きづき

アーキテクトの意味合い

語源は、ギリシア語のアルキテクトンarchitektōnで、大技術家という意味だという。多芸多才な技術者で、平時には神殿などを建て、戦時には攻撃や防備の施設や道具を次々につくる。しかも戦場で考案しつくり出す技術家だという。ありものの組み合わ...
仲間

新たな習慣を作る

日本をもっと元気にする。創意工夫の溢れている社会にする。究極の目標だ。そのためには、明るく楽しい日常がいると思う。日々の暮らしに刺激が欲しくなる。新しい製品やサービスとの出会いも楽しい。でも他にも楽しくなる方法があると思う。自分が成し遂げた...