広がり

妄想

車をどう使う?

車好きにとって一番メジャーな用途はドライブだ。特に若い頃は夢中だった。移動する個室空間で、音楽を聴きながら景色を眺め、時には走りを楽しむ。自分の操作でどこまでも行ける感覚にはとても興奮した。病みつきにもなった。バイト代をガソリンに注ぎ込み、...
デザイン

美味しいご飯。

以前よりも美味しいご飯を意識するようになった。味わいたいという気持ちだ。職業柄、長く会食なるものをしてきた。美味しいというお店にも足を運んできた。その中でも気に入ったお店にはリピートで通うことが多かった。味と人だった。でも今から思えば、1日...
デザイン

作るのが楽しい社会。

新たな価値を作る。この言葉からは難しさが伝わってくる。ノリノリになれない。創造は、どんな小さくても本来的には楽しいこと。もっと楽しめる状況をつくりたい。では、どうすればいいだろか。創意工夫で小さな成功を実現した姿を見てもらってもいい。小さな...
きづき

空間のデザイン。

ターゲットがはっきりしている場合、そのターゲットを迎える空間は作りやすい。でも、往々にして空間に求められることは、様々なターゲットを迎えることだ。劇場で芸を見せるなら、それを趣味とする人から、新たなファン獲得までターゲットは広い。その広いタ...
きづき

キーワードが繋がる

頭の中によく出てくるキーワードがある。例えば、「新価値創造」。未来を切り開くには不可欠なものだ。効率化では国が縮んでしまう。それを表したのが、「創造生産性」で、生産性の分母ではなく、分子にこだわる。とにかく分子を大きくする、増やすことを考え...
きづき

本歌取りを流行らせる。

「有名な古歌(本歌)の1句もしくは2句を自作に取り入れて作歌を行う方法」だ。歌学における和歌の作成技法の1つで、様々な作品に使われているらしい。 主に、本歌を背景として用いて、奥行きを与え、表現効果の重層化を図るときに使う。なかなか理解が難...
ゆとり

賑わいがある。

コロナ禍になって海外に行くことがなくなった。解禁になってからもまだ行っていない。一方で、日本の様々な地方に出向くようになった。その土地土地の魅力を感じるようになった。まずは自然だ。東京では味わえなかった感覚だ。空気が澄んでいる。清々しく、美...
きづき

身近にあるプラスチック

樹脂の成形品であるプラスチックはとても便利なものだ。世の中で広く使われている。コンビニ袋。薄く引き伸ばし、袋状にしている。昔は穴が空いたが今はまず空かない。材料の工夫、改善で圧倒的な品質を実現した。その一方で厄介なゴミにもなった。ペットボト...
広がり

回遊を促す。

色々な土地に触れていると必ず直面する問題は、見どころが埋もれていること。観光ガイドなどはもちろんあるのだが、多くの場合うまく活用されていない。ハブとなる駅や案内所では、チラシやパンフレットが溢れていて、どれがいいか分からない。それでも、それ...
きづき

広がる視野。

年を重ねるにつれて、人は少しずつ変わっていく。一番の変化はおおらかさだと思う。若いうちは熱量のままに、自分の信じる道を突き進もうとしていた。その道がいびつな道であろうと、十分に気づかず、前に進むことだけを考えていた。時には、大きな失敗につな...
きづき

人の光。

アニメなどではよく表現されているが、人には光が宿ると思う。力強く輝く光だ。志や想いといったものが、輝きとして放たれているのだと思う。熱量を感じる。そして、人と人はそうした光に魅かれ合い、自然と繋がっていくような気がする。そのつながりが増え、...
仲間

天下の回りもの

サプライチェーンの一部を担って、新たな価値を生む、新たな社会・業界を作るとしよう。その場合、当然のように様々なプレーヤーと一緒にその実現に向かっていく必要がある。でも、その社会や業界が革新的であるほど、ゴールが見えにくく、右往左往する。そん...
きづき

作り込みと切り出し

新しい事業を生み出す時、届けたい新たな価値をより大きくしたいという感覚がある。例えば、女性や高齢者でも働ける現場を作りたいという想いがあったとしよう。まずは筋力に頼る業務がないこと、それから男臭くない職場環境を徹底したいと考える。それを実現...
きづき

底辺と高さ

三角形の面積を求める公式を思い出す。底辺×高さ÷2。呪文のように覚えた。紙の上に描く三角形は、様々な形があった。底辺の長いもの、高さの高いもの。見ただけでは、面積の順番がわからなかったが、公式を使えばすぐに計算できた。公式の正しさも理解でき...
刺激

考えるに至る。

単にものを鑑賞する場ではない。美術館の活動内容にそう書かれていた。来館者が、自由かつ自然な心で作品と作者に出会うことにより・・・そこから得た感動や心の変化を、自らの思索に繋げていくことを基本方針とする。真っ直ぐに伝える芯のある作品から作者を...
きづき

売り物は身近にある。

最近、常々思う。お金を回さなければならない。売り買いを増やすことだ。それも単に世の中の売上高の合計を大きくすれば良いのではないと思う。売り買いという一つの行為を矢印で示したら、それが小さくてもたくさんあるのがいい。さらに、たくさんの人から矢...
俯瞰

グリーンな社会をデザインする。

人が中心の社会から、地球や地球に住む生き物を含めた社会へと意識が広がってきた。地球に住まわせて頂いている。有難いことだ。そんな感覚が大きくなっている。今までもゴミや環境破壊の問題はもちろん存在していた。物を大事にする思いもあった。でも、人々...
広がり

束ねて伝える

最近、文化観光の仕事をやっている中で常に話題となるのが、情報発信の進め方だ。潜在的なお客様に、自分達の商品やサービスの情報を如何に届けるかを議論する。ただ、商品やサービスの内容については、既に改善が進み、良い状態になっていることが多い。デザ...
きづき

不完全な技術を使う

これは精度が悪いからこのままでは使い物にならない。精度を上げたい。こんな話を色々な場面で聞く。では、どのくらいの精度があったらいいのだろうか。もちろん、100%だと嬉しいに違いない。でも、例えば人の判断はどうだろうか。性別の判断なら、99%...
きづき

ずっと考え続ける

長閑な観光地のモビリティが不採算で撤退した。理由が「全く使われてない」なら問題はない。それなりの稼働だが、収益の取れる値段設定が上手くいかなかった場合はとても難しい。モビリティ自体の原価低減が間に合えば、同じ値段での事業継続の可能性は生まれ...