コンビニやスーパーに行った時、無意識に賞味期限を見ているように思う。
そしてすぐに、あ、古いのから買わなけりゃと思うのだが、躊躇いが出る。
目は何故かより長く賞味期限があるものがあるかな?手はそこに出ていく。
頭の何処かで賞味期限が近いと味が落ちてきているのではと考えているのだろう。
少し長めの賞味期限があるものですら、すぐに食べないかも知れないと頭をよぎる。
そして、これもやはり長めのものに目がいく。この感覚は明らかに矛盾だ。
色々な思い込みがある。賞味期限とは味が落ちず美味しく食べられる期間のはずだ。
もちろん作り立ては美味しいのだろうが、賞味期限内で味はあまり変わらないはずだ。
それでも、試してもいないのに、何故か美味しくなくなっているはずと考えている。
もっと笑える話は、家で賞味期限が切れている食材があっても大丈夫だと食べることだ。
その後に思うことは、ほら大丈夫だっただ。あまりにも都合の良い考え方だ。
ただ、頭で分かるのに、事実味も全く問題ないのに買う時にはその考えが頭に浮かばない。
そもそもすぐに食べるものだけを買えばいいはずだ。都会ならいつでも買いに行ける。
なのに、まとめ買いをして、余計なものまで買う。そして賞味期限が切れる。。。
つくづく矛盾だらけの行動だ。ここまで来ると、慣性で動いているとしか思えない。
確かに小さい頃は賞味期限が切れたものを棚に並んでいた。それを買わないようにしていた。
それが今でも習慣として残ってしまっているのだ。あ、この前レジで賞味期限が切れてます。
そう声を掛けられた。期限が残っているものがあるか、調べてきますね。と続いた。
要するに見ていない時もあるのだ。まあ、食べるときに見つかって、げっ、と思うかもだ。
やるべき事は心を穏やかに些細なことに一喜一憂しない。おおらかに毎日を過ごすだろう。