きづき

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確率論を超える

300万の壊れ物を移送する。そんな仕事があったとしよう。どう向き合うか。仮に1個百円でも移送費は3億円になる。付帯作業も入れるともっと膨らむ。仕事の規模としては申し分ないだろう。ある意味魅力的と言ってもいい。でも一抹の不安が頭をよぎると思う...
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鳥の囀り

ほーほけきょ。最近まで鶯の鳴き声はこれで間違いないと思っていた。確かに京都で聞く鶯はほぼどの個体もこれに限りなく近い鳴き声だと感じる。でも何故か静岡で聞く鳴き声はほーほけきょに合わない。音程もリズムも違う。うーむ。調子が合わない。人間の思い...
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夏バテ。

コロナ禍より少し前からだろうか。夏の暑さが本当に大変になってきた。とにかく外に出ると汗が止まらない。あまり汗をかく体質ではなかったので驚きだ。すると、着ているものがびっしょり。乾くまで大変だし、乾いても今ひとつだ。もちろん、屋内に入れば快適...
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大らかに。

視野を広げる。常日頃から考えていることだ。意識すれば誰でもできる。例えば、地元のことを考えている時に、隣の街、県、地方、日本、地球。こんな感じで自分の街だけでなく、周囲への影響を考えれば良いからだ。水資源、ゴミ問題。どんな話題でも視野を広げ...
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職人の仕事づくり

仕事をつくろうと考える時、まず思うことは主語をどうしうようかだ。友人関係にあるような職人の仕事を作るなら簡単だ。誰が雇ってくれそうかを考える。あの人とあの人に声を掛けておけばそう遠くはないうちにに仕事が生まれる。つまりは職人の持つ能力のどれ...
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夢と現実。

とても大胆な夢を大胆に掲げている人を見るととても羨ましく思う。自分も「絶対にこれをやりたい」といった夢を持ちたいと思っている。でも、現実の中で夢を持ち、それを貫いていくことは簡単な事ではない。できない理由ならいくらでも言える。それをものとも...
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変曲点を持つ。

文化もそうだが、これまでを守るだけではなく、新たな進化が必要だと思う。何も変化せずに一定であることを否定するわけではないが、少しつまらない。これまでの築いてきたものを一度冷静に俯瞰して、新たに組み直すことがしたい。もちろん全部が悪いわけでも...
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教科書。

教科の主たる教材として用いられる図書のこと。これが教科書だ。確かに小学校の頃から、時間割に沿って教科書をたくさん持っていた。ランドセルにその日に必要なものを突っ込んで、学校に通ったものだ。そういえば、突っ込んだはずの教科書がない。そんなこと...
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客観と主観。

誰がみてもそうだと認められる性質。これが客観性の定義だ。主観性と逆だ。ビジネスの世界においては、どちらが大事だろうか。意外と2つに分かれると思う。客観性が大事だという人は、ビジネスとは思い込みで作ってはいけない。こんな感覚から大事だと言うの...
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行動展示の威力

動物を自然の生態のまま、生き生きと活動してもらう。その姿を人に見せる。とんでもなく当たり前のことだと、話を聞いて見れば誰もが感じると思う。この行動展示は、旭山動物園が世界で初めて導入した展示コンセプトだ。展示がリニューアルされた後は瞬く間に...
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感謝。

縁の下の力持ち。あまり表に出ずに組織を支え続けてくれた人に再会した。本来であれば組織を束ねる役割を持つべき人だが、巡り合わせが噛み合わなかった。色々な要因はあるが、私自身の力不足が大きかったと思う。とても申し訳ない。当たり前かもしれないが、...
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雨。

気のせいかもしれないが、最近は雨が降る時、土砂降りが多い気がする。そんな日は外に出るのがとても億劫になる。雨だと傘が必要だし、濡れるからだ。歩くのはとても好きだが、雨の日は歩きたくない。故に車での外出になりがちだ。でも、ふとこの雨はどこから...
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経営。

「経」とは縦糸で、何のために生きているかについて筋を通すという意味合いがある。「営」とは、その筋を日々の行動に表すことという意味だ。仏教から由来している。経営には、やはり、社会のため、地球のためという感覚が何より求められているのだろう。日々...
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どう貢献するか。

大きな目的があるとしよう。企業経営ならば価値を届けて対価を生むだ。であれば、その目的に対して全ての活動が貢献しなければいけないと思う。もちろん、営業が直接的に売り上げることもあればその営業を支える場合もある。直接的であれ、間接的であれ、価値...
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役割分担。

昨日は工場見学をした。鍛造や熱処理、そして切削の作業をしている工場だ。目的は原価を下げるアイディアを考えること。できれば短期に実現したい。原価といえば、原材料、設備による加工、運搬といったプロセスが絡む。もちろん、そこに投入するエネルギーや...
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お金を頂くこと。

色々な仕事に携わっているとお金を頂くことの意味を考えさせられる。例えば、長年続けてこられた町の食堂。旨いものを値段が30年同じまま提供している。どれだけその町の人がその食堂に愛着や感謝をもっているだろうか。続けられたという事実があるので大丈...
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値段を上げる勇気。

日本には値上げという行為に慣れていない人が多い。値上げしないことが美徳の場合もある。定食屋であれば、確かに安くて美味しいご飯をたくさんの人に食べて欲しい気持ちは分かる。このご時世でも、30年前と同じ価格で提供しているお店があったりする。流石...
ありのまま

木と触れ合う。

もう5年以上経つだろうか。少なくとも毎月1回は木と存分に触れ合う機会がある。最初はおっかなびっくり。一度傷つけたものは戻らない。そんな感覚だったと思う。日々、間違えだらけの中で生きているくせに、目の前に失敗が量産されるのは嫌。そんな風に思っ...
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車選び。

今、4年前に購入した車の買い替えを考えている。一番楽しい時間だ。もちろん、今のシルバーのジムニーが気に入らない訳ではない。小回りもきく、どこにでも停められる。オフロード、雪道も含めて無敵だ。京都で街乗りをする分には申し分がない。ただいくつか...
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コトから目的の達成

企業をはじめとする組織には必ず目的がある。目的のために組織がある。多くの場合は利益や顧客の満足を得ることが目的だ。従業員や地域にも目がいく。それらを通じて社会に貢献したい。これが多くの組織の最終的な目的といっていい。もちろん、どんな商材を扱...