ふと、これまで一番飲んできたのは何だろかという問いが頭をよぎった。
コーヒー、ジュース、お茶など様々あるが、やはり一番はお茶だと思う。
小さい頃は麦茶だったような気がする。冷蔵庫を開けると容器に入っていた。
いわゆるパック麦茶だ。容器に水を入れてその中に放り込むと数時間で完成する。
あと、カルピスは何となくご褒美の印象があった。5倍くらいに薄めて飲むやつだ。
炭酸といえば、チェリオだ。高校生の時に毎日と言っていいほど放課後に飲んだ。
50円だったが、王冠の裏にクジがついていて、当たりが出るともう一本もらえた。
レモンだのグレープだの色々な味があったが、味には大差がなかった。舌の色が変わった。
大学の頃からはお茶の消費が鰻登りになったと思う。甘ったるいのを嫌ったせいだ。
ペットボトルがどんどん増えていったのもこの頃だったと思う。いつもお茶を持っていた。
会社員になっても一緒だ。デスクワークが増えたせいもあるが、一日2-3ℓは飲んでいた。
机でチョコをつまみながらお茶を飲み、お手洗い休憩以外は仕事。これがルーティンだった。
京都に来てからもお茶の消費量が最も多い。ペットボトルも買うが、ティーパックが増えた。
しかも、お茶の専門店で買うことが増えた。やっぱり風味が違うし、気分が上がる。
急須で淹れるお茶にも挑戦している。温度や時間を測って淹れるととても美味しい。
ペットボトルのお茶も美味しくはなっているが、やはり淹れたてのお茶には歯が立たない。
もう一つ、コーヒーが増えたと思う。実は前職でもスタバなどはあまり飲んでいなかった。
それが、京都には様々な喫茶店があり、コーヒーを全面に打ち出している。飲む機会が増えた。
それどころではない。家でもドリップで入れることに挑戦し始めた。まだ上手く淹れられない。
自然のもの、手をかけて作られたもの。だんだんそんな飲み物が好きになって来たように思う。