構想力・妄想力の訓練

経済紙、業界紙。各種調査レポート。
ビジネスマンとして、専門領域を持つ上で貴重な情報源だ。
スマホやタブレットが普及して、誰でも簡単に情報にアクセスできる。
本当に便利な社会になった。

毎朝欠かさず紙媒体の新聞を広げて朝食を食べる。
登録している沢山のメルマガを通勤中に目を通す。
マニアックな情報誌に目を通して、話のネタを仕込む。
人それぞれの情報収集がある。

withコロナでは大胆な挑戦をしたい。
記事全体を読まない。タイトルだけを読む。そして、記事の内容を推測してみる。
推測できたと思ったら、本文を読まずに次の記事のタイトルに移る。
本文が推測できたと思っても、それが間違っている場合もある。それでも良い。

もし、タイトルでは何が書いてあるか全く分からなければ、そこで初めて本文を読んでみる。
すると、「そういうことだったのか!」と新たな発想の広がりを感じられる。
「タイトルのつけ方が悪い!」と文句がでるかもしれない。それはそれで大らかに行こう。
とにかく、毎日、30個のタイトルで「推測の訓練」をしてみることが大事だ。

数ヶ月後には、自分の中の「発想の引き出し」がかなり増えているのに気づく。
「情報は読んで覚える」から「情報は読まずに編み出す」という技量が高まる。
「文字を読める」から「意図を読める」に変わっていく。
小さな達成感、満足感を毎日味わえる。楽しい日々になる。