バブル世代。お立ち台、ディスコ、タクチケ。お金を使うことに夢中になった時代。
コロナ禍の今とは大きく違う。街にはエネルギーが溢れ、24時間戦えますか?というCMさえあった。
もちろん、こうしたポジティブな側面だけではなく、ネガティブなこともあったと思う。
でも、あの時代を懐かしむ声もなかなか無くならない。それだけ、刺激的な日々だったのだと思う。
コロナ禍。移動の自由が奪われ、触れ合いが制限された。二度と同じことが起きて欲しくないと思う。
目に入ってくるものは自分の家ばかり。外出しても行きつけのスーパーどまり。変化が少なすぎる。
確かに、在宅勤務で時間を巧く使えるようになったり、なかなか会えない人に会えたりすることもあった。
でも現時点ではプラスに思えない。10年後、20年後にはコロナ禍をどんなふうに振り返っているのだろうか。
最悪な未来は、「コロナは感染力が低かったよね。マスクやフェースシールドなんて可愛いもんだ」だ。
ヘルメットは当たり前、エアーカーテンで自らの周囲に清浄ゾーンを作っている。殺ウィルスブースもある。
特殊なARグラスをかけると、ウィルスが見える化され、安全なところだけで、コロナ禍以前の生活ができる。
この場合、飲食店がとても大変だ。なので、ヘルメットを被っていても食べれる食材が開発されるのだと思う。
人の強化で解決するシナリオもある。ワクチン、しかも多様なウィルスを撃退できるものを開発する。
そうすれば、コロナ禍以前と変わらない生活ができる。行動に制約も受けない。
1000倍のスピードで進められるRNAを使った創薬プロセスなどをうまく活用すれば、夢ではないと思う。
恐らくウィルスが人体に入らないようにすることと、人体に入っても撃退できるようにすることは両輪だ。
凶暴なウィルスが来るかはさておき、振り返りのありたい姿は、コロナ禍がきっかけで日本が元気になっただ。
周囲の人への配慮、移動や対話の重要性、未来を切り開く構想力などに意識が向けられた。
新たな価値を量産して、社会に賑わいが生まれたり、個々人のモチベーションが上がったりした。
こんな振り返りができるように、これからの毎日を生きていきたい。未来を切り開きたい。