創意工夫

きづき

新しい年を迎えて

きづきアーキテクトを立ち上げてから1年半。幸いにも多様な仕事に関わることができた。大企業の新規事業、官庁の啓蒙活動、スタートアップ支援、そして様々な地域での町づくり。社会トレンドへの対峙の仕方も考え、人材育成の協会、新価値創造の協会の立ち上...
仲間

遅く動く移動の道具

2019年、モーターショーに仲間で作った低速モビリティを出展した。デザイン会社の社長が書かれたスケッチに魅了され、仲間が集まって作った。執事が側に寄り添っているかのような気品のある佇まいの小さな車だ。コゲ茶色の外装に、白いソファのようなシー...
妄想

補助金の審査

この10年、様々なテーマでの補助金の審査に携わることができた。有難いことだ。テーマは、AI、ロボット、IoT、センサー、モビリティ、発電、工作機械など広範囲に亘る。技術的にとても興味をそそるもの、ビジネスとして自分でやりたくなるものまであっ...
妄想

人とくるまの関係性

はるか昔、道は人の歩く場所だった。いつからかそこに荷車や馬車が登場した。最初は台数が少なかった。だんだん増えてきて、道幅が広くなり、歩行者は脇に寄ることになった。荷車や馬車は歩行者よりスピードが速く、大きさが大きいので、自然と中央を走ること...
俯瞰

効率化と新規投資

何事かを成し遂げようとすると、当たり前だが、人やお金や設備といったリソースが掛かる。社内からは、色々な声が聞こえてくる。新規事業はその実現にリスクが必ずあるからだ。既存事業でもリソースが掛かるのに、新たにそんなたくさんのリソースなど用意でき...
刺激

供給者になる。

構想を作るとワクワクする。構想を聞くとワクワクする。そして加わりたくなる。構想が実現された世界に想いを巡らせると、自然と笑みが溢れてくる。構想により生み出された新たな価値が人々に届いて、人々を笑顔に変えていくからだ。構想を実現した人は、人々...
刺激

構想を作る。

たくさんの能力や機能が目の前に並んでいる。そんな状態があったらワクワクしないだろうか。それらの一つひとつを見ていくだけでもとても面白い。さながら凄技の展覧会だ。出来たら辞書のように使えたら嬉しい。類似している技、組み合わせたら面白い技を見つ...
ゆとり

文化の歴史を刻もう

何かしらの事物が時間的に変遷したありさま、あるいはそれに関する文書や記録のことを歴史という。したがって、歴史では過去のことを取り扱うことが基本だと思う。事実の時間軸に沿った取り纏めだ。つまり、歴史は「反復が不可能である一回限りかつ個性を持つ...
妄想

ハードウェアの魅力

身近なハードウェアの代表は、冷蔵庫だろうか。いや家といった方がいいかもしれない。というか、そもそも人は人工的に作られたハードウェアに囲まれて暮らしているというべきだ。ほとんどのハードウェアは誰かのアイディアで発明され、その後の創意工夫で多様...
俯瞰

基本を忠実に守る。

コロナがだいぶ収まってきた。ウィルスが飛んでないのか、抗体のある人が増えたのか。確かにワクチンの接種は進んできた。日本は、出だしは遅れたが、今や世界トップレベルだ。このままウィルスが地球上からいなくなって欲しいと思うが、そう簡単にはいかない...
成長

文化とゆとり

土地の文化であれば、その土地の住民が育むものだ。住民が時間やお金を使うことで育まれる。ぎりぎりの生活の中でも文化を育むことはできるが、ゆとりや余裕があると文化に奥行きが出る。日本各地にある多様で豊かな文化は、どんな風にゆとりや余裕が生まれ、...
きづき

文化は誰のもの?

最近、日本各地の文化について考えることが多い。文化振興をどう進めたら良いかを考えている。振興とはつまり、物事を盛り上げること。文化振興は、文化を盛り上げられるかへの挑戦だ。それぞれの地にあるどの文化をみてみても、その文化を象徴するようなモノ...
文化

日常に組み込む

コロナ禍を前提としたニューノーマル。人や社会や地球に優しいSDGs。どちらも新たな日常だ。常日頃、普段。いつも同じようであること。日常は、暮らしの中に溶け込んでいる姿だ。例えば、朝昼晩の食事、食器洗い、着替え、洗濯、掃除、ゴミ出し、手洗、風...
ゆとり

社会インフラのもつ特徴

電気、ガス、水道は、社会インフラの代表と言って良い存在だ。人が生きる上で不可欠なものだ。道路や鉄道などの交通サービス、宅配便や引っ越しなどの物流サービスも便利な社会サービスだ。電話やネットなどの通信サービスももちろんインフラだ。特にネットは...
成長

創意工夫を始めよう。

ゴールが明確で、そのゴールに向かっていくプロセスも定まっていることが多かった時代。先頭を走る人のやっていることをしっかりと見て、真似していくのがよかった時代。同じものや少し良いものを少しでも効率的に作り上げて、原価を下げて競争に勝つ時代。少...
きづき

社会インフラって何だろうか

ガス、水道、電気。オール電化であれば、水道、電気。まず思い当たるのはこの辺りだ。家庭やオフィス、人が生活する至る所に整備されてきた。例外は超過疎地か孤立した場所だ。こうした社会インフラがあって、明かりがあり、お風呂があり、デジタル機器が動か...
きづき

ワクワクする

まず一番最初に思い浮かぶのは、未体験のことを頭の中で妄想している時だ。「こーなるのかな、あーなるのかな」とワクワクが止まらない。「ワク」は湧くか?「次々に妄想が湧いてくる」みたいな感じだろうか。少し古いが「未知との遭遇」だ。映画が始まると、...
刺激

行動創造

最近のマーケティングの話題はどちらかというと、デジタル技術を活用した効率化が多かった。顧客の購買行動をトラッキングして、顧客の趣味嗜好を分析、其々の顧客にあった推奨をする。マス広告に比べて、情報を受け取った顧客が購買に至る確率が高く、効率的...
妄想

文化資源はどう生まれた?

コロナ禍の観光といえば、移動に気をつけ、3密を回避するのが重要だ。ゴールデンルートに沢山の人が集中するといった観光は過去のものになってきた。訪問したらその土地をより深く知りたいという願望も生まれた。文化観光が求められている。とはいえ、その土...
妄想

車という題材

車に乗って35年くらいになるが、これまで所有した車はそのほとんどがマニュアル車だった。何台かオートマ車も乗ったが、どうしても物足りなくなってマニュアル車に戻った。渋滞が辛くないか。よく聞かれてきたが、クラッチを踏むのを辛いと感じたことはない...