優しさ

きづき

場所の力。

人と対面で会うことが増えてきた。訪問することも出迎えることもある。ほとんどの目的はいわゆる会議だ。最近では3-4人での会議が多い。リモートでも機能的には困ることはないが、やはり対面での対話は感情が入る。同じ空間を共にすることの不思議な力を感...
きづき

身近にあるプラスチック

樹脂の成形品であるプラスチックはとても便利なものだ。世の中で広く使われている。コンビニ袋。薄く引き伸ばし、袋状にしている。昔は穴が空いたが今はまず空かない。材料の工夫、改善で圧倒的な品質を実現した。その一方で厄介なゴミにもなった。ペットボト...
きづき

不思議な出会い

自分より20歳くらい若い先輩の起業家に会った。なかなか面白い出会いとなった。一番最初に感じたのは、とてもオープンであること。直球がきた。奥の方で、強い意志も感じた。軸がしっかりと伝わってくる。ブレない。何か巫女のような感覚もあるのかもしれな...
モヤモヤ

ポジティブが溢れる社会。

もう流石に、失敗の話やスキャンダルの話が多すぎると思う。比率がおかしい。もちろん、「同じ轍を踏まない」といった教訓にもなるが、何かが違う。同じ話が何度も繰り返し伝えられてくる。以前は少し興味も湧いたが、もうそれもない。もっと、自分が立ててい...
きづき

組み木の手すり。

以前から進めてきたオフィスのリノベーションが完了した。棟梁に大々感謝だ。今回の目玉はやはり、二階。「きづきひのきのま」とその周りのこだわりだ。「ひのきのま」というだけに、ひのきの香りが充満した部屋になった。二畳ほどの小上がりもあり、畳の香り...
きづき

挨拶の意味

小学校の頃、異常なまでの元気さで挨拶をしていたのを思い出す。友達のだれよりも精一杯の大きな声で、至る所で挨拶をしていたと思う。もしかしたら、挨拶で自分の元気度を測っていたのかもしれない。でも、振り返ってみると、挨拶がその場の活気を高めていた...
ありのまま

これからやること

500回を少し前にして、ついにブログ書きに遅れが生じた。今日は平日でなく土曜日だ。まあ、そんなこともある。とはいえ、平日に毎日書くと決めたので、昨日の分を書いている。テーマは、これから10-20年の間にやってみたいことだ。既にいくつかブログ...
ありのまま

泊まりたいホテル

これまで色々なホテルに泊まってきた。国の数であれば30は優に超えると思う。身体を休めるために泊まるのは基本だが、そこでユニークな体験ができると記憶に残る。例えば夜景。東京なら色々な高層ホテルで体験できる。光の海が目に入ってくる。次の朝、晴れ...
きづき

遠隔技術の可能性

コロナ禍になって、密が問題になった。人が集まり過ぎるのは良くないことになった。とはいえ、街の賑わいは必要だ。街から人が消えると経済が回らないことも体感した。これからは密にならない賑わいをいかにつくるかが大事になる。色々な工夫が始まっている。...
ゆとり

雪見障子

障子の下半分がガラス。これなら障子を閉めても、外の景色が見える。そんな障子が神宮道オフィスの2階に設置された。なんとも趣がある。4月末から始まった一連のリノベーションもほぼ終了の目処がたってきた。あとは残すところ、階段の手すりと外の手洗い場...
きづき

俯瞰する癖

商売が単純ではなくなった。最近はこんなことを思うことが多い。昭和世代にとっての昔はモノもまだまだ少なく、いろいろなものが新鮮に思えた。何か新製品が出ると、すぐに話題になり、誰もが飛びつき、流行りが生まれた。今は、モノが溢れている。新しいモノ...
きづき

文楽ってなんだろう。

いまから300年以上前に生まれた芸能だ。近松門左衛門という作者が有名だ。音楽とセリフを語る浄瑠璃という演芸と、人形劇が組み合わさってできている。いわゆる2つのジャンルの融合だ。竹本義太夫という人が大阪に劇場を立てて始めた。当時は大人気、その...
きづき

買い合う文化

お互いにプレゼント買い合う。「買い合う」を検索して出てきたTikTok内のフレーズだ。「プレゼント買い合う」なので、「を」が抜けている。最近の日本語の使い方なのだろうか。それ以外には、株を持ち合うを、株を買い合うと表現した例があるくらいだっ...
きづき

肩の力を抜く

もうだいぶ前だと思う。ゴルフのレッスンの時にこの言葉を聞いたのを覚えている。当時、(今も)ゴルフは初心者だった。球が前に一直線に飛ぶ確率は半分もなかった。そんな中で、先生に見られる。下手なのはわかっている中で緊張しかなかった。身体全体がこわ...
ありのまま

沁み入る食事

これまで色々な国の食事を食べてきたと思う。国によって大きく趣きは異なる。その国に古くから根付いてきた郷土料理は、確かに積み重ねを感じる。でも、必ずしも味覚に合うかというと、そうでないこともある。慣れがあるからだ。外国の料理だと、イタリアンと...
ありのまま

オフィスのDIY

いよいよ来月、先延ばしになっていたオフィスのリノベをやろうと思っている。テーマは統一感。まだあちらこちらに、前のテナントである雑貨屋さんの色が残っている。京町屋の良さを最大限に活かしつつも、未来を生み出す場として整えてみたいと思う。木材の持...
好物

ものづくり

小さな頃は、科学技術館というところに通っていた。電子工作など色々楽しんだ。抵抗やトランジスタ、ダイオード、ブザーなど、はんだごてを使って基盤に取り付けた。電池を入れて、音が鳴る、光る。この瞬間がなんとも楽しいものだった。最初は教えてもらった...
出会い

ふるさとを作ろう。

地方の街には都会にはない魅力がある。何よりも素晴らしいのは自然だ。空気から違う。空が広く、山や海がある。心に染み入る景観が素晴らしい。四季を感じることもできる。美味しい食事もある。土地で採れる素材を活かした身体に優しい料理がたくさんある。水...
ありのまま

車のいない街と、街と街を繋ぐ車

豊かな街、暮らし易い街を考えると、車との新しい付き合い方の必要性を感じる。いわゆる国道のような広い道路沿いは、これまでアクセス性がよい場所で賑わっていた。でも、時速数十キロで走る車と人が交差する状況は本当に暮らし易い状況なのだろうか。車でパ...
きづき

新しい年を迎えて

きづきアーキテクトを立ち上げてから1年半。幸いにも多様な仕事に関わることができた。大企業の新規事業、官庁の啓蒙活動、スタートアップ支援、そして様々な地域での町づくり。社会トレンドへの対峙の仕方も考え、人材育成の協会、新価値創造の協会の立ち上...