移動の負荷。

地球に優しい移動。これは人類にとって重要な課題なのは間違いない。
人や荷物の移動がもたらしている地球への負荷は極めて大きいからだ。
CO2だけではない。製造から廃棄まで様々な有害物質との関わりがある。
特に内燃機関を積む車が与える環境の負荷は他と比べてもかなり大きい。

世の中では、電気自動車への移行が急速に進み始めた。世論も動いている。
実際、走行中に排気ガスの出ない電気自動車は環境に良いと感じられる。
発電時や送電時、そして充電時にどれだけの負荷を地球に与えたが問題だ。
もし、再生可能エネルギーで満たせれば、蓄電と送電にまで負荷は減らせる。

こう考えると、電気自動車は素晴らしい乗り物だ。移行が進むだろう。
難しいのは、人の思考とは自分の考える範囲の中で行われているということだ。
この事象の影響を考えるには、ここからここまでの領域を考えればよい。
こんな感じで考える。人の俯瞰力は高まってきたが、まだまだ完璧ではない。

これまで作り上げてきた内燃機関を活用した移動の文明。これをガラポンしようというのだ。
ガソリンスタンド、製油所などの多くは無用の長物になる。原則廃棄だろう。
整備工場のなどにある設備もいらなくなるものが多い。逆に発電・送電・充電設備がいる。
経済的にみると、スクラップアンドビルドにより大きなお金の流れが生まれることになる。

地球からしてみると、似たようなことをどうして続けるのだ。こんな感想かもしれない。
移動しすぎるから悪いんだ。なぜ、目的地まで一定の速度で止まらずにいかないのだ。
人とモノの移動の新たなデザインが大事なのだ。とはいえ、個々人の自由は奪えない。
コロナ禍で明らかに移動が減った。でも日常の刺激も減った。解を見つける旅は続いてく。