構想

きづき

多様性が必然となってきた世界

世の中にはたくさんの商品やサービスがある。数十年前とは比べ物にならないくらい溢れている。マスカスタマイゼーション。量産の効率性を残しながら、個々のニーズを満たす方法も生まれた。One to Oneマーケティングなる一人一人に合わせた広告を配...
俯瞰

一気通貫の力

麻雀のアガリ役に一気通貫というものがある。1、2、3、4、5、6、7、8、9が並んだ役だ。普段の生活でもこの言葉を使うことがある。始めから終わりまで一通りそろっているという意味だ。例えば、ものづくりでは、企画から設計、試作、量産準備、量産ま...
きづき

ベンチマーク

会社員ならおそらく聞いたことのある言葉だと思う。競合企業の強さを調査・分析することだ。同業種のトップ企業のベンチマークをするので、多くの場合、調査を外部に依頼して実施する。商品やその売り方、サービスの提供の仕方。価格や販促までかなり細かな項...
構想

ペットボトルの無い世界

もしこの世の中でペットボトルを突然使えなくなったらどうすれば良いのだろうか。何十年か前までは瓶か缶ばかりだったから問題ない。そんな考え方もある。でも、人が一度慣れてしまった便利から抜け出すことはそんなに簡単ではないと思う。我慢すれば良い。そ...
仲間

パーパスを持つ

企業や組織、個人が何のために存在するのか、「存在意義」。これがパーパスの意味合いだ。人々の生活や社会に対してポジティブなパーパスを掲げる企業で働くなら給与が下がってもいい。こう答えた人は全体の49%と、ほぼ半数に上ったという。数年前のあるS...
妄想

利益の生まれ方

コンサルティングやシステムエンジニア、人材派遣など多くの職業は、人月商売と言われている。時間単価いくらの人が、何時間働いたかで、売上が決まる。だから稼働率が売上の多寡を決める。もちろん、時間給与よりも顧客から頂く時間単価の方が高いが、稼働率...
仲間

関係人口の力

「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない。地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指す。既に定着しつつある総務省の定義だ。地域内の人と地域外の人材が一緒になって地域づくりの担い手となることが期待されて...
楽しみ

賑わいコンテンツ

街の賑わいを生み出すにはコンテンツが必要だ。ではコンテンツはどう集めればよいのだろうか。まずもって大事なことは、街のありものを見える化することだ。それらを最大限活用することだ。ありものなら、表現や伝える工夫さえすれば、すぐに使えるし、街の特...
構想

素性の良い機能・部品

製品やサービスがどのような機能や部品の組み合わせで作られているか。それぞれのインターフェースはどうなっているか。これがアーキテクチャだ。更に、誰がどんな機能や部品を生み出すのに貢献したかが見えれば「人の顔」も見える。ああ、この製品・サービス...
構想

流通した「有難う」

供給者の丁寧な仕事や凄技を、消費者に伝えることができると世界が明るくなる。その仕事や凄技に驚き、感謝の気持ちが自然と湧いてくるからだ。有難うが沢山生まれる。誰と誰が其々どんな凄技でこの価値を生み出したのか、そのチームワークも見える。日々、色...
構想

有難いこと

今の日本ではとても便利な生活ができる。至るところにお店があり、夜遅くまで開いている。食事は和食、イタリアン、フレンチなどなど、世界中のどんな食べ物でも食べに行ける。百貨店、ショッピングモール、アウトレットなど、欲しいものはどんなものでも直ぐ...
仲間

時流に乗る事業

コロナ禍でニューノーマルが生まれる。その中で競争力のある事業を生み出したい。色々な企業が必死だ。リモートやキャッシュレス絡みのサービスはこの半年で沢山生まれた。どれも時流を捉えた素早い動きだ。デリバリーのサービスも増えた。配達料定額制や最低...
きづき

雇用のあり方

最近耳にするジョブ型雇用とは、その名の通り、職務を規定して、それを遂行できる人を募集する方法だ。ジョブ、つまり職務が明確なため、期待する成果物やそれに掛かる作業時間の見積もりも比較的容易だ。一つの大きな仕事が分業可能なジョブに切り分けられ、...
仲間

事業創造の武器

武器といって戦って打ち負かすための武器ではない。「事業創造に役立つ道具」といった意味合いだ。戦いに勝つかの如く、いくつもの壁を打ち破り事業創造に行き着く。それを実現する道具だ。壁の種類や厚さ、打ち破るのに掛ける時間などに応じて、臨機応変に使...
構想

構想の量産と武器供給

最近、色々なニュースや寄稿で新たな価値を創造すべきという論調が多くなってきたように思う。少し前までは、「DXで業務の効率化をしました、調達コスト削減で増収を実現しました」が多かった。コロナ禍で、ある意味時間の余裕ができた事、現在の延長線上で...
きづき

構想力の鍛え方

週末に能を観に行った。単なる能ではない。VRと攻殻機動隊と能を組み合わせた全く新しい作品だ。組み合わせ好きとしては食い付かずにいられない作品だ。VRと攻殻機動隊は既知のもの。でも、能は恥ずかしながらお面を被るということ以外、殆どの情報を持っ...
妄想

脳の使い方

コンサルティングのプロジェクトで現場の最前線にいた頃、不思議な感覚があった。集中してやれば、疲れは吹き飛ばせる。調子に乗っている時はそのリズムを最大限続ける。そんな力任せな仕事の仕方が自分のスタイルだったように思う。20年前は時代もそんな時...
妄想

臨場感

コンサートやライブ。とっても臨場感がある。パフォーマーと観客が一体となり熱気を生む。最近、なかなか体験できていない感覚だ。やはり五感の全てを刺激されるとなんとも言えない高揚感がある。最近は休日でも部屋に滞在する時間が長い。テレビをなんとなく...
広がり

ありものビジネス

自動運転。10年前であれば、夢の世界だ。でも今は手の届きそうな世界と感じる人も多い。最先端の自動運転機能も完璧ではないものの、上手く動作する道路環境も増えている気がする。一方、空港などでは低速の車椅子が自動で目的地に到達できるようになってい...
きづき

懐かしのコロナ

バブル世代。お立ち台、ディスコ、タクチケ。お金を使うことに夢中になった時代。コロナ禍の今とは大きく違う。街にはエネルギーが溢れ、24時間戦えますか?というCMさえあった。もちろん、こうしたポジティブな側面だけではなく、ネガティブなこともあっ...