コミュニティを開く

なんとなくのイメージかもしれないが、コミュニティと言えば「仲良し」が頭に浮かぶ。
共通の趣味や共通の目的を、メンバーで一緒にやることで盛り上がる感じだ。
コミュニティの中にいれば、ある意味安心して毎日を楽しむことができる。
もちろん、意見の食い違いなどは発生するが、共通のものがあるだけに収束もしやすい。

コミュニティは濃度が濃くなる場合と、薄いままで続く場合があると思う。
薄い場合は、なんとなく仲間意識が存在するだけで、緩い連帯感でつながっている。
何か物事を成し遂げていくというより、それぞれが小さな貢献を積み重ねている。
互いのやっていることが、互いに大きく影響することもないので、平和に時間が流れる。

密度が濃くなると様子が変わる。より大きな具体的な成果を生み出そうとし始めるからだ。
こんなことが出来たらいいな。こんな話から始まり、メンバーそれぞれの能力を組み合わせる。
総論は賛成だけど、各論になると意見が割れることも多い。利害関係が生まれるからだ。
ここを乗り越えるためには、構成メンバーの成果を生み出したいという志が必要となる。

異なる能力が最高の状態で組み合わさった時に生まれる価値を知っていることも大事だ。
小さな利害よりも、チームとしての躍動感や達成感が事を進めるエネルギーになる。
でも、弊害もある。濃くなればなるほど、後からメンバーが加わりにくくなるのだ。
コミュニティ内での暗黙の了解が多数存在していて、話についていけないことも出てくる。

どうしても排他的になってしまうという矛盾を抱える。新たなメンバーが増えにくい。開けない。
でも、濃いコミュニティの本来の目的は多くの場合、大きな事を成し遂げることだ。。。
解決の糸口は、複数のコミュニティにプロとして濃く関わることのような気がする。
そうすれば、唯一という感覚や暗黙の了解も減る。多数のコミュニティで自分の能力を使ってみる。