朝起きると、緑に囲まれている。自分の住む場所より緑が大きい。有難いことだ。
最近、都会のオフィスビルが本当に高く感じる。何本も何本もニョキニョキと。
もちろん、敷地内には緑地があるし、場合によっては屋上緑化もある。雰囲気は出る。
でも、やはり杉や檜の森の趣とは大きく異なる。都会には鳥の囀りはほとんどない。
京都では鳥の声で起きることがある。決してうるさいのではなく、自然に聞こえてくるという感じだ。
そろそろ朝だ。もう起きて清々しい空気と朝陽を身体で浴びなきゃ。そんな気持ちになる。
もちろん、実際に外に出ることはほぼないが、カーテンを開けて、窓を開ける。
朝のお散歩など出来たらなんといいだろうか。でもブログを書く時間がなくなりそうだ。
週末は丹波篠山でも自然に浸っていた。今回はたくさんのゲストと共に山に入った。
杉の木は密集すると良くないらしい。そこで2本の木を伐採した。チェンソーで木こりが切る。
まずは倒したい側に切り欠けを作る。中心のあたりまで切り欠いていると思う。
その後、逆から切れ目をいれて、そこに隙間を開ける道具を押し込む。あるところから自重で倒れる。
その後、我々素人の出番だ。チェンソーで丸太の椅子を作る。高さは45cmくらいだ。
私は4-5回扱ったことがあったが、ほとんどの人が初心者だ。恐る恐る切り進む。
切って終わりではない。設置する位置まで自分で担いで山を降りる。これがなんとも大変だ。
なるべく高い位置まで転がして腰ではなく、足の屈伸で上げる。あとはカニ歩きで降りる。
斧での薪割りも楽しい。まずは足を開いて、空振りした際に足に当たらないように構える。
いよいよ斧を振ると、斧は丸太に刺さって止まる。パカーンと割れることなど全くない。
何度かやってコツを掴むとようやく気持ちよく割れる。いわゆるパカーンといい音がする。
この5年くらい。空の青さと山の緑との付き合いが増えた。自然はいい。生きる力に溢れている。