あったらいいな。

付加価値。この言葉は何か付加した価値、追加した価値という意味だと思う。
故に、この言葉には、機能追加や自分が加えた価値といったニュアンスがある。
もちろん自分の前にやってきたものに、自分なりの価値や機能を追加するのも大事だ。
これができるだけでも、何人もの手に渡るごとに、そのものの価値は高まっていく。

それぞれの人が自らがつけた付加価値への対価を手にできるようにすればみんなが潤う。
もう一つ大事なことは、今ないことだけれど、こうなって欲しいということを作ることだ。
一つ目の話は、自分の前にきたものに、自らの創意工夫を加えるというものだった。
これだと、何が自分の前に来るのかで、ある程度やれることが制限される場合もある。

二つ目であれば、こうなって欲しいを自分で考えさえすれば、中心的存在になることができる。
要するに、誰でも妄想して、独りよがりでない誰でも嬉しい欲しいを考えればいいだけだ。
できたら、こうなって欲しいを掲げて、それに共感する人、一緒に作り上げたい人を募る。
この欲しいの掲げ方には、一目見て惹かれる表現力があるといい。ここも誰かに助けを借りる。

二つ目のコツは、町の発明家のように、小さくてもいいので、何かしらトライしてみることだ。
何回も挑戦しているうちに、仲間も次第に増えてくる。そうなったら次第に大きな挑戦をする。
自分が欲しいと思うことが、誰かの迷惑にならないのなら、それを欲しいと考える人は必ずいる。
まずは発信してみて、周囲の人や世の中の反応を見てみればいい。それだけでも価値がある。

出会った機会を最大限活かして、自分の創意工夫で付加価値を上げる。あったらいいなを試す。
これは少し受動的だから比較的取り組みやすい。もう一つは自分のあったらいいなを作るだ。
これは能動的だ。なので、意欲さえあれば、何度となく、自分で始めることができる。
一日に一回、どちらのあったらいいなでもいい。必ず挑戦するのを習慣にしたいと思う。