気のせいかもしれないが、最近は雨が降る時、土砂降りが多い気がする。
そんな日は外に出るのがとても億劫になる。雨だと傘が必要だし、濡れるからだ。
歩くのはとても好きだが、雨の日は歩きたくない。故に車での外出になりがちだ。
でも、ふとこの雨はどこからきたのだろうかと考えてしまうことがある。
これだけの大量の水が本当に雲の中にあったのだろうか。水が蒸発して雲ができた。
空は地表よりも広いので、土砂降りの雨くらいなんともない量なのかもしれない。
でも、梅雨で何日も続くと、流石にどこから来たのかと思ってしまう。まあ循環してるだけかもだ。
いずれにしても、自然の力のもの凄さを感じざる得ない。人間の力を遥かに凌駕している。
もちろん、水は人にとって必要不可欠なものだ。飲み水がなくてはすぐに息絶えてしまう。
日本は水資源が豊富だが、砂漠など恵まれない場所もある。森や川の恵みも驚きべきことだ。
あ、川の水もなんで無くならないのだろうか。あれだけ上から下にどんどん流れていく。
雨が降らないと水位が下がるが、干からびることはあまり無いし、雨が降ればまた流れる。
ダムは電気も作ってくれる。人口の建造物で、川の流れを堰き止めて一気に流す。
自然の力の一部を活用したものだが、中々のスケールだ。よく考えたものだ。
水不足になると、ダムの水の水位が日に日に下がる。こんな時には自然の恵みを意識できる。
川から海に流れた水は、海の生き物を育てる。ミネラルをたっぷり含んだ水で育む。
でも、いろいろなバランスが崩れている。樹脂が水に混ざり、細かくなれば生き物が飲み込む。
人によって新たな化学物質が生み出されて、水に混じる。自然の力で浄化できなくなる。
地球上で起きていることなど、全くもって把握しきれないが、雨だけ捉えても少しおかしい。
川、海、空、地表、地下。水は常に移動している。自然の営みをもっと意識したいと思った。