すぐ決めてすぐ試してすぐ直す。

今の世の中、とにかく試してなんぼだと考えた方がいいように思う。
ここは真似てみよう。パクってみよう。それでも動かないよりは圧倒的にいい。
ただ、同じ業種のやり方を二番煎じでやっても多くの場合、まあまあの結果だ。
であれば、どうせなら全然違う業種のやっていることをパクるのがいい。

この場合、厳密に言えばパクったのだが、新たに自分の業種に適応してみたとなる。
これはある意味オリジナリティがあると言って良いと思う。組み合わせの妙だ。
故に、普段から自分とは関係のない業種に興味を持ち、首を突っ込んでおけるかが大事だ。
ネットもGPTもあるので、漠然と欲しいものの条件を言えば、探し出せる確率も高くなっている。

なので、瞬時に決める。弱いと思うところ、怪しいと思うことを瞬時に考えてリスト化する。
そのリストをネットやGPT、詳しい友人にぶつけて検証して仕舞えばいいのだ。
昔なら1週間かかっていたことが今なら5分もあればできる。スマホ様さまだ。
検証が済んだら、とにかくやってみるだ。そこで失敗してもいいのだ。それが次につながる。

よく失敗したくないから決められない。そんな言葉も聞く。それはそれで分かる。
でも、大きなことをやろうとするから失敗が怖いのだ。であれば怖くないくらいの小さいことをする。
失敗を幾つかすると、失敗しそうなところの勘所が見えてくるので、大きなことの失敗確率が減る。
頭になんとなく浮かんだ考えをとにかく具体に落として、小さく試せば確実に前に進むのだ。

今の世の中、やらない理由を作るのは簡単だ。リスクを並び立てるのも極めて簡単だ。
そんな中で、新たな価値を生み出そうとするのは、ある意味とても大変なことだと思う。
でも、それをやる人がいないと社会は停滞する。批評家の存在意義さえなくなる。
新たな価値は世に出なくても当たり前。世に出たら最高。こんな気持ちでガンガン進めばいいと思う。