新しい体験、使い方の工夫。

2.9kgの板状のモビリティが届いた。確かに軽くて持ち歩くのに苦はない。
地面から板の上までの高さは8cmくらいなので、安定感も乗り降りも怖くなさそうだ。
早速、充電して外に持ち出してみた。まず思ったのは、乗るのが少し恥ずかしいこと。
新しい乗り物なのですぐに注目される。そして、練習もしていないのでぎこちない。

思い切って乗ることができないので、なんとなくへっぴり腰になる。悪循環だ。
そんな時は、手で持って人の少ないところに移動して、再び乗る。少しずつ慣れてきた。
速さの設定は3段階だ。時速、4km、6km、10kmだ。4kmだと流石に遅い。
でも、10kmにすると、なかなか怖い。まずは6kmでしばらく練習しようと思う。

板の大きさはおおよそA4サイズ。右左、前後に4つの重量センサーがついている。
4つのセンサーに荷重がかかると、モーターがオンになり、前に進んでいく。後退はない。
片足のつま先を上げると減速する。板から降りると、すぐに止まってくれる。
最初はどうしても降りずに、曲がったり減速したりしようとしていたが、降りるのがいい。

曲がるのはボードやスキーと同じだ。重心を曲がりたい方向に掛ければいい。
最小回転半径はどのくらいだろうか。まだコツも掴めてないので全く分からない。
でも、あと数回乗れば、問題なく操れる気がしている。不思議な移動感覚が実現できる。
時速10kmのモードで走ったら、その感覚がさらに増すのだろうと今からワクワクだ。

今までの乗り物は目的地まで乗ったまま。着いたら駐車して歩くという感じだった。
このモビリティは段差が苦手だということもあるが、ちょいちょい乗り降りして使う。
階段にも、エレベータにも持ち込める。電車も問題ない。軽いのでこれができる。
使い方の工夫次第で安全かつ楽しい移動を生み出せると思った。今日も乗ってみよう。