相似形。中学校で習った概念。
合同とは違って、大きさが異なる。でも形が一緒。
「これとこれは同じ形」と日常の色々なシーンで、感じることはないだろうか。
例えば、銀行の店内と養豚場、そして病室。
なんの関係もない3つの場所。でも共通点がある。
同じに見えるのは、空間があり何種類かの立場の生き物とモノや装置が動いていること。
それぞれの空間は最高の状態だろうか。
困っていたり、イラついたりしている生き物はいないか。
調子の悪かったり、異常を示したりしている装置はないか。
恐らく最高の状態の空間は少ない。
何かしらの課題を抱えている空間は多いはずだ。
つまり、それらすべてには、生き物やモノを最高の状態にするためにできることがある。
生き物やモノの動きをセンサーで捉え、その空間で時々刻々と変わる課題を捉える。
最高の状態に近づける活動をこまめにやる。
現在のデジタル技術、IoT技術を使うと比較的容易だ。
こんなシーンを幾つも幾つも頭に描いていく。
同じ形に見えるようにならないだろうか。
相似という概念があると、物事が簡単になる気がする。