融通し合う文化

一度にたくさん消費すると良くないもの。
例えば、レジ袋、夏場の電力、夏場の水道、ガソリン。
ゴミになったり、生活インフラに過度な負担がかかったり、空気が悪くなったり。
同じ場所で一気に使うと、その場所の処理能力や供給能力、浄化能力を上回る。

最近では3密解消も大きな社会問題だ。
人が一気に集まると感染が一気に広がる。
これはその場所・空間の過剰消費と捉えることもできる。
ソーシャルディスタンスを取れなくなったら容量オーバーだ。

3密は分かりやすい。目の届く範囲で容量オーバーかどうか自らで判断できる。
レジ袋はどうだろうか。電力や水道はどうだろうか。
残念ながらこの街で使われたレジ袋の数も電力量も分からない。

色々なものの消費量をリアルタイムでみんなに見える化できないだろうか。
消費の上限を決めて、街ぐるみでその上限に到達しないように挑戦する。
街対抗で競い合ってもいい。
限られたものを奪い合うのではなく、限られたものを融通し合う。

既に3密回避のアプリは出て来た。
これを融通し合う文化を育む場としても活用したい。
3密に限らず、色々なもののアプリも次々に生み出す。
融通し合う文化から持続可能な社会は生み出せそうだ。