きづき

常に答えで対話する

現時点での答えを持つ。何をやるのにも常に心がけてきた仕事の進め方だ。癖になっている。勿論、答えといっても色々な論点を詳細まで描き切るという意味ではない。そもそもできない。簡単ではないが、チームの人に創意工夫と詳細化を託せるレベルまで噛み砕い...
楽しみ

業際を重ねる

自然界で作物を作ったり、自然界にあるものを採取する産業が一次産業。農業、林業、漁業等だ。その後、それらを加工する二次産業が生まれ、加工という付加価値が足されて、価格が上がった。木材で家を作ったり、自動車を作ったり、食品を作ったりする。大量生...
ゆとり

創造性にこそ対価を

モノの値段を決めるのは、意外と難しい。材料と人や機械の作業を洗い出して儲けを足す。これだけでは、そのモノを着想してから、実際のモノにするまでの試行錯誤の時間は入ってない。いわゆる企画・開発の部分に相当するが、此処にこそ価値があるのではないか...
きづき

常識と意志

ある物事を成し遂げようとする積極的な気持ち。意志の意味だ。意思よりも感情がこもっている。意志堅固は意志が揺るぎないこと。信じて突き進むといったイメージだろう。行動に迷いがない。こうした意志を持てると、何かを成し遂げられる可能性は格段に高まる...
妄想

常識を持たない生き方

ある社会で、人々の間に広く承認され、当然もっているはずの知識や判断力。これが常識の意味だ。遥か昔であれば、国境があり、人の往来も少なく、其々の場所で、社会、そして常識も閉じていた。よって、常識とは場所に紐づいた概念だったと思う。でも、今は人...
俯瞰

提案のあり方

世の中には2つのタイプの提案があると思う。確立済みの手法論を売る場合と、一緒に創る場合だ。買い手が自らのやりたいことが明確な場合にマッチするのが前者だ。不足している部分を頼む。自分たちの持っていない技術やネットワークなど、高い専門性が自社に...
ゆとり

インスタントハウス

昨日、真っ白い円形の壁に囲まれた小さな家で、ゆとりあるひと時の時間を過ごした。世界初の工法で作られた家だ。まずは三次元形状に加工した膜素材を膨らまして形を作る。その内側から空気含有量の高い軽量な素材を定着させる。素人でも数時間で完成できると...
妄想

自動化への挑戦

家電製品や家具を組み立てる作業はまだまだ人の手で行われていることが多いと思う。もちろん、内部に組み付ける電子基盤の生産や一部の搬送作業などは既にロボットがやっている。でも、家電製品や家具は、仕様変更・機能追加、もしくは個体差があるので、自動...
仲間

能力拡張とその使い方

Augmented Reality、オーグメンテッド・ リアリティ。日本語では拡張現実という言葉だ。コンピューター情報を付加して現実の情報を実態よりも強化・増強して人間に提供することを指す。いま、その場にあると役立つ情報を察して、即座に、し...
広がり

向きを揃える経営

マーケットシェア、業界○番手など、定義された業界や市場での地位を争う言葉は沢山ある。経営計画には、シェアの向上が謳われ、必死に自分達よりシェアの高い企業の研究に時間を使う。様々な項目を体系的に揃えて、その企業と自社とのギャップを見つけて、埋...
きづき

地域に根付く

いま、世の中では地域に目を向けた様々な活動が始まっている。地方創生の話題を数多くみる。コロナ禍、働き方改革、多様性、ベンチャーなど、大抵のキーワードに絡んでくるテーマだ。一昔前なら地方の街は、よそ者を嫌う雰囲気があったようだが、最近は少し変...
ゆとり

絶滅危惧種

人間の活動が生物環境に与える影響は大きく、それによる種の絶滅も発生している。近年は、地球温暖化による生息環境の変化や消失、人間が持ち込んだ外来生物による影響が深刻だ。最も絶滅の恐れが高いとされる幾つかのカテゴリーには、3万5,765種以上の...
きづき

すべての在庫を考える

200年前、大気中に含まれる二酸化炭素は0.028%だった。現在は1.4倍の0.040%だ。1870年頃の産業革命から急激に増加したようだ。主に化石燃料の使用が原因とされる。化石燃料とは、石油・石炭・天然ガスなどで、数億年前の生物の死骸が堆...
妄想

一億総活躍社会

今から5年半前の2015年10月、政府が掲げたスローガンだ。ずっと耳に残っている。当時、しっかりと内容を理解して実践する立場を取れなかったが、今でも実現したいと思っている。「一億総」は、若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々もと...
妄想

お金を回す

最近、日本をもっと元気にしたい。もっとたくさんの新しい価値を生み出したいと想っている。買いたいと思えるもの、体験したいと思えるものをもっと生み出せたら売買は盛んになるはずだ。売買が途切れなく続いて、その頻度が増していけば、みんなの売上が増え...
俯瞰

自己組織化

イワシの大群や渡鳥の群れが形を変えながら自在に海や空を動き回る姿を見たことがあると思う。これらは「自己組織化」と言われる現象だ。生物が意思を介さず自発的に秩序を形成するという。イワシ大群がまるで一つの銀色の生命のように青い海を動き回る姿はと...
仲間

パーパスツリー

経営戦略やブランディングのキーワードとして、最近よく使っている「パーパス」という言葉。一般的には「意図や目的」という意味だが、ここでは企業や組織、個人の存在意義という意味だ。企業や社会のありたい姿を定義するための根幹・拠り所となる概念であり...
きづき

多様性が必然となってきた世界

世の中にはたくさんの商品やサービスがある。数十年前とは比べ物にならないくらい溢れている。マスカスタマイゼーション。量産の効率性を残しながら、個々のニーズを満たす方法も生まれた。One to Oneマーケティングなる一人一人に合わせた広告を配...
きづき

発酵にみる好き嫌い

人間もそうだが、生物には好き嫌いがあるような気がする。例えば、乳酸菌と牛乳だ。乳酸菌は、牛乳が好きで牛乳のタンパク質や糖を分解して、固めてヨーグルトにする。発酵だ。ヨーグルトを作りたかったどうかは別だが、牛乳からエネルギーを得た結果がヨーグ...
俯瞰

バイオエコノミー

土に還らない人工物を無くす。クリーンなエネルギーで満たす。農作物がよく育つ土壌を維持する。人に必要な栄養素を人数分確保する。悪いところにピンポイントで効くワクチンや薬を作る。これらを省エネ、省原材料、ハイスピードでやる。つまりは目的実現の効...