体を動かす楽しみ

一番好きな運動はと言われたら、自分でも不思議だが野球が頭に浮かぶ。
決して、高校球児でもないし、学生時代に野球の部活に入っていたわけでもない。
でも、小さい頃にキャッチボールはよくやっていた。家の中では紙のボールで野球もしていた。
長い間、野球場がいくつもある河川敷に近いところに住んでいたこともあり、いつも目にしていた。

一番好きなポジションは、外野とピッチャーだ。ボールを速く、もしくは遠くに投げるのが好きだ。
小さい頃から細身の体ではあったが、胴体のわりに手足は立派で、肩も強い方だったと思う。
コントロールの細かい調整はあまり上手ではなかったが、球に力を込めるのが楽しかった。
度が過ぎて、キャッチャーが取れないボールをマウンドから、外野から投げてしまうこともあった。

残念ながら、この数十年、グローブにもボールにもほぼ触ったことがない。機会がない。
年に数回はバッティングセンターに行くが、空振りしたボールには触れてもグローブはない。
バッティングの方も、視力のせいにしておくが、芯に当てることができなくなってきた。
一番最後に野球をやったのは、実際はソフトボールだが、13年前のドイツの日本人会だったと思う。

練習ゼロの割には、そこそこ活躍はできたと思う。光栄にもピッチャーをやらせてもらった。
次の日は、全身筋肉痛に見舞われ、呻きながら動いていたのを思い出す。とても懐かしい。
最近の運動といえば、ウォーキングだ。それも特別なものではなく、普段の徒歩による移動だ。
かなり高速で移動する。時速7km程度は出ていると思う。競歩みたいな感じだ。いい運動になる。

リモート会議が多く、少し距離は減っているような気がするが、体型を維持するのに役立っている。
恐らく心肺機能を高めるのにもとても良い。心拍数をあまり上げずに歩き続けられるようになった。
デメリットは、一緒に移動する人がはや過ぎて呆れることだ。だいぶみんなに迷惑をかけている。
もう一つの運動は、里山での家づくりだ。自然を感じながら、心身に効く。病みつきになってきた。