繁盛する食事処

友人から名前をよく聞かされていた方が、東京を離れて京都で食事処を営む挑戦をするという。
どんな方かのイメージはほとんどないが、銀座でお店を持たれていたらしい。心機一転だ。
飲食店といえば、まずは立地、そして味と値段が勝負だろう。勝手な想像だが味は問題ないだろう。
立地はコロナ禍で比較的良い物件の空きが出ていそうなので、なんとかなりそうだ。問題は値段だ。

お店の家賃、改装費など固定費をいかに下げるかだ。食材は買い出しに出れば東京より安いと思う。
いずれにせよ、新天地での挑戦。固定客はゼロに近いだろう。どう常連を作るかが勝負だ。
先日、白い揚げ物でインパクトを出す。こんな飲食店のリニューアルをテレビの番組で見た。
分かりやすい他にはない魅力、クチコミを必ず巻き起こす特徴のもつ力の凄さを目の当たりにした。

必ず感想に出てくる逸品。SNSにアップしたくなる色合いの工夫など、渾身のものを作って欲しい。
少し人気が出た後、効きそうなのが、メニューを絞った限定数の販売だ。原価低減と飢餓感を出せる。
仕込みを考えるとメニューは最小限にしたい。栄養バランスの良い幾つかの推奨セットがあると良い。
身体によいならと、少し好みと違っても、納得しながら食べてくれると思う。新たな発見にも繋がる。

内装は勝手ながら、木の温もりを感じたい。常連の安らぐ場所になっていく気がするからだ。
料理以外に来たくなる理由、べただが女将の話術なども大きな魅力だろう。落ち着く雰囲気は大事だ。
常連の人が新たな出会いの始まりに使う。そんなイメージを持って、それを応援する感じでもよい。
その輪を広げれば、自然と常連客が増えると思う。あ、既にこのあたりは銀座で鍛えているはずだ。

でも、一番大事なのは、時間を作ることのような気がする。目一杯仕込みと接客に使わないことだ。
街に出る時間、街の食材を知る時間、街の人が持つ専門の知恵や力を借りにいく時間を持つことだ。
店を準備している時から、みんなに支えられている店舗になること。街に溶け込むことが大事だ。
まだ街に溶け込めてない自分が言うのもなんだが、開店が今から楽しみだ。初日に行ってみたい。