きづき

ディスプレイか、紙か

デジタル化、ペーパーレスが進んでいる。統計は見てないが、コピー紙の消費はかなり減ったと思う。京都のオフィスでは一応、複合機なるものを設置はしたものの、稼働はあまりない状況だ。東京の「とらのあな」では印刷したことがない。以前の状況からすると様...
仲間

繋がって存在感を生む

マーケティングの世界にはクロスセルという言葉がある。1人あたりの売上向上を狙った取り組みだ。組み合わせて使うと楽しい商品を色々買ってもらうことだ。思わず買い物が増えてしまう。ひとつのライフシーンを捉えて、そのシーンを彩る商品をプロの目で選ん...
きづき

文化を楽しみ多様性を育む

二拠点生活に再び注目が集まっている。ワーケーションという新たな形態も出てきた。これらは都会での日常、つまり当たり前に慣れ親しんだ生活に、新たな暮らし方を足し算するものだ。移動という時間は、どうしても必要になってくるが、1箇所にいるのとは明ら...
きづき

きづき神宮道

昨日はお客さんがきづき神宮道にいらしてくれた。夕方から語らいの場が始まった。きづき神宮道とは、うちの会社の京都オフィスの名前だ。昨日、なんとかオープンを迎えた。まだまだ雑然としているが、椅子やテーブルはだいだい揃ってきた。照明も味わいがある...
きづき

きづきアーキテクトという器

本日、2年目を迎えた。なんとか無事に迎えることができた。一番の収穫は仲間が増えたこと。出資頂いた会社には面白人材が豊富だ。しかもそれぞれの人の面白さが異なる。ユニークだ。既に幾つもの挑戦を共にしてきた。ほぼ全てが新たな価値を世に問う挑戦だ。...
きづき

利他の心が判断基準

名経営者のホームページに「正しい判断をする」というテーマのページがあった。そこには、「利他の心を判断基準にする」とある。対比として出ているのは「利己の心」だ。誰の心の中にも、「自分だけがよければいい」と考える「利己の心」はあると思う。でも、...
きづき

材料のもつ可能性

視覚を操る技術がたくさん揃ってきた。XRなどももちろんそうだが、材料の革新も止まらない。例えば、景色が綺麗に見えるようになるフィルムだ。特殊な材料を開発して実現した。その材料は黄色の波長をカットし、風景や物体のくすみを和らげ、くっきりと見え...
仲間

機運を作る

巨大なプロジェクトのコンペに挑戦した。検討期間はとても短かったが良い提案ができたと思う。空間デザインのプロが「からまりしろ」のある空間のアイディアをまとめてくれた。XRやデジタル技術のプロが想像と創造の力を増幅する体験のプロデュースをしてく...
きづき

ロケーションデータ

最近、スマホのアプリ内で個人の行動トラッキングの許可を求めてくる。アプリを入れると知らず知らずのうちに、データを吸い上げられている状況を改めて認識した。でも、深く考えれば、色々なリスクを孕んでいるとは思うが、あまり意識せずに許可を押している...
きづき

資本主義ってなんだろう

生産手段を私有する資本家が、生産手段をもたない労働者の労働力を商品として買い取る。その労働力を使って商品生産を行い、この過程で生み出された余剰利益を資本家が獲得する。資本主義の辞書の定義はこんな感じだ。かなり違和感を感じたのではないだろうか...
俯瞰

密度を上げる

ある場所に「もったいない美術館」があったとしよう。初めにやるべきことはなんだろうか。間違いなくその美術館を知ることだ。美術館の展示物に加えて、そもそもの存在意義を捉えることだ。どんなコンセプトを世に問いたいのか。訪ねてきた人々にどんな気持ち...
きづき

未来の織物

昨日、ある方のご好意で伝統的な織物の12代目の方とお会いすることができた。待ち合わせで指定された建物の外観はモダンだが、とても温かみのある印象を受けた。建物に入ると、抑え目の明かりの中、鞄、ソファー、アートなどが整然と並んでいた。一目で見て...
ありのまま

最近の日課

京都の1日は大きく変わりつつある。新オフィスへの通勤を始めた。しかも自転車通勤だ。朝のちょっとした運動は気持ち良い。空は晴れ上がり、空の青と山並みの緑が清々しい。街路樹やオフィスの前の緑たちもなんとなく気持ちよさそうだ。黄緑の新芽がすくすく...
ゆとり

猫好き

レーダーがついていると思う。それも猫を見つけるレーダーだ。なんとなく見られている気がする。感知してふと振り向くとその方向に猫がいる。ふにゃー、とした姿にとても癒される。気ままな感じも好きだ。自由に生きている。優雅に歩く様、鳴き声、毛並み、目...
妄想

乗り移る

電車の乗換の話をしたいわけではない。どちらかと言えば、人が何かに乗り移ることを考えている。似た言葉に憑依がある。以前からたまに頭に浮かぶ言葉だ。霊が人に乗り移るという状態が一般的だ。でも、国語辞典を引くと、憑依の一番最初の意味は、「頼りにす...
俯瞰

組み合わせの力

スピード、価値の大きさ、差別化度合い。これらは組み合わせの力で速く大きくすることができる。自動車の世界もすり合わせの妙と言われてきたが、これらも組み合わせの上手さを表した言葉だ。一度生み出した経験を次の経験でどれだけ活かすか、どこまで活かす...
きづき

ガラスの不思議

いつからかガラスをこするようになった。言われてみればそうだ。以前は拭くものだった。自動車のガラス、家の窓ガラス。雨が降ると汚れて、外の景色が見えなくなる。ホースで水をかけて、汚れを落とすと、本当に気持ち良い視界が開ける。気持ちが上がる。今は...
俯瞰

頭の中を覗く

大昔は、集落や村で全ての生活が閉じていた。基本的に地産地消で、他の地域との交流は限定的だ。遊牧という暮らしもあった。動物の食べ物を求めて移動しながら暮らす。とはいえあまり交流はない。その後、移動の道具がどんどん発展して、長距離を短時間で移動...
きづき

きづきをきずく。

一般的に、コンサルティングという仕事は、実が伴い難い仕事で、値段の高いサービス業である。依頼されたテーマに向き合い、プロジェクト期間中にどれだけそれに対する解を示せるかが大事だ。調査なら調査項目を知りたい広さ、深さで調べ上げることが大事だ。...
きづき

不思議な調査方法

コンサルティングを始めて最初の10年は競合調査、いわゆるベンチマーキングも多かった。そのお陰か調査能力はだいぶ高まった。欲しい情報に辿り着くまでのスピードが上がった。コツは調べたい項目ではなく、想定される答えで検索すること。項目ではなく、答...