きづき

きづき

きづきをきずく。

一般的に、コンサルティングという仕事は、実が伴い難い仕事で、値段の高いサービス業である。依頼されたテーマに向き合い、プロジェクト期間中にどれだけそれに対する解を示せるかが大事だ。調査なら調査項目を知りたい広さ、深さで調べ上げることが大事だ。...
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不思議な調査方法

コンサルティングを始めて最初の10年は競合調査、いわゆるベンチマーキングも多かった。そのお陰か調査能力はだいぶ高まった。欲しい情報に辿り着くまでのスピードが上がった。コツは調べたい項目ではなく、想定される答えで検索すること。項目ではなく、答...
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久しぶりの自転車

京都は二輪車が多い。自転車もバイクもたくさん走っている。駐輪場もあちこちにある。110ccのバイクを買って、既に1000kmくらい走った。マニュアル感のあるクロスカブだ。京都オフィスのオープンに向けて、もう一台、二輪車を買った。今度は折り畳...
きづき

需要の単位

以前からものづくりでは、大量生産から多品種少量生産へという流れがあった。とっておきの商品を作って、人気が出たら、みんながこぞって購入した時代が大量生産だ。でも、みんな同じものを持ち始めたら、自分に合ったアレンジや仕様のものが欲しくなってきた...
ありのまま

学生時代の日々

高校大学の7年間は思いつくままに生きていた気がする。今考えると凄い生活をしていたと思う。バイトは色々な種類を試した。家庭教師は定番だったが、市場調査、肉体労働もやっていた。とにかく動くのが好きだったので、現場調査や引越し、会場設営・撤収など...
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からまりしろ

最近、頭から離れない言葉がある。「からまりしろ」だ。創意工夫の土台といっても良い。群馬県太田市駅の前に、太田市美術館・図書館という建物がある。歩いて楽しい街がテーマだ。無謀とも思われるワークショップで、からまりしろのある建物が生み出されたと...
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体験価値を突き詰める

お茶のプロでは勿論ないので、感覚的な表現しかできないが、とてもおいしいお茶を飲んだ。香りが落ち着く、深みのある味。目をつぶって、思わず何回も「ふぅーー。」と言ってしまった。とてもリラックスできる。何回にも分けて味わうように飲む。久しぶりにそ...
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美味しいものは高く!

日本企業の企業努力、改善力は凄まじい。特にポジティブなサイクルができた時は凄すぎる。コンビニのスイーツ、ファミレスの食事などはその典型だ。テレビで有名シェフが太鼓判を押す。専門店にも負けない味、風味・食味のバランスが最高などなど褒め言葉が溢...
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気持ちを宿す贈り物

ふと気付いた。最近、贈り物が少なくなっている気がする。対面で人と会うことが減ったからだ。例えば、夜、お世話になっている方とご飯を食べにいく。その方の夜の時間を占有することになる。自宅に持ち帰ってみんなで食べてもらえるお菓子があれば、場が明る...
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メモリーの使い方

大学時代に使っていたコンピュータは、すごく高価だったけれど、色々なことを手伝ってくれた。パソコンと呼んでいたものはメモリーも少なく、増設という手段はあったが、これも非常に高価だった。メモリの容量が限られている中で、節約術なるものもたくさん出...
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自分が付け加える価値

日々、色々なモノやサービスを購入している。恐らく食べ物は毎日何かを買っていると思う。だいぶ少なくなったとは思うが、電車・バスなどの公共交通機関も毎日利用している。休日になると、平日の仕事とは異なる世界でのリフレッシュが始まる。趣味や遊びがメ...
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多様に物事を捉える!

物事の構造や状況を捉える場合、見える化といったように、視覚的な表現を使うことが多い。「将来を見据える」なども同様で、頭の中に映像を思い浮かべているから視覚表現だ。人の視覚は小さなものから大きなものまで見ている。人工衛星からの地球から地面の蟻...
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多様な景色

東京と京都の2拠点での日常を始めてから8ヶ月あまりたった。色々な驚きがある。これまで当たり前と思ってきたビルに囲まれた東京も、客観的にみると、かなり恵まれた環境だ。特に超高層ビルやタワーなどのてっぺんからみる景色も格別だ。こんな広い街は海外...
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常に答えで対話する

現時点での答えを持つ。何をやるのにも常に心がけてきた仕事の進め方だ。癖になっている。勿論、答えといっても色々な論点を詳細まで描き切るという意味ではない。そもそもできない。簡単ではないが、チームの人に創意工夫と詳細化を託せるレベルまで噛み砕い...
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常識と意志

ある物事を成し遂げようとする積極的な気持ち。意志の意味だ。意思よりも感情がこもっている。意志堅固は意志が揺るぎないこと。信じて突き進むといったイメージだろう。行動に迷いがない。こうした意志を持てると、何かを成し遂げられる可能性は格段に高まる...
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地域に根付く

いま、世の中では地域に目を向けた様々な活動が始まっている。地方創生の話題を数多くみる。コロナ禍、働き方改革、多様性、ベンチャーなど、大抵のキーワードに絡んでくるテーマだ。一昔前なら地方の街は、よそ者を嫌う雰囲気があったようだが、最近は少し変...
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すべての在庫を考える

200年前、大気中に含まれる二酸化炭素は0.028%だった。現在は1.4倍の0.040%だ。1870年頃の産業革命から急激に増加したようだ。主に化石燃料の使用が原因とされる。化石燃料とは、石油・石炭・天然ガスなどで、数億年前の生物の死骸が堆...
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多様性が必然となってきた世界

世の中にはたくさんの商品やサービスがある。数十年前とは比べ物にならないくらい溢れている。マスカスタマイゼーション。量産の効率性を残しながら、個々のニーズを満たす方法も生まれた。One to Oneマーケティングなる一人一人に合わせた広告を配...
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発酵にみる好き嫌い

人間もそうだが、生物には好き嫌いがあるような気がする。例えば、乳酸菌と牛乳だ。乳酸菌は、牛乳が好きで牛乳のタンパク質や糖を分解して、固めてヨーグルトにする。発酵だ。ヨーグルトを作りたかったどうかは別だが、牛乳からエネルギーを得た結果がヨーグ...
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ベンチマーク

会社員ならおそらく聞いたことのある言葉だと思う。競合企業の強さを調査・分析することだ。同業種のトップ企業のベンチマークをするので、多くの場合、調査を外部に依頼して実施する。商品やその売り方、サービスの提供の仕方。価格や販促までかなり細かな項...