ただ単に伝えたい。自分のことの場合もあれば、他人や好きなブランドの場合もある。
それを知った人がたくさんいてくれることが嬉しい。これが伝えたかった動機だ。
社会に役に立っている。こんなマニアがいる。ただただ尊敬している。色々あるだろう。
いずれにしても、存在そのものが価値であり、それから先を求めたものではないと思う。
受け取った側がどんな印象を持つかは様々だろう。素晴らしいと感じて終わる人。
自分も真似たい、お近づきになりたい、何かをお願いしたい。こんな人もいると思う。
これは伝えたい内容のみを純粋に伝えたからだと思う。その後のアクションは自由だ。
つまり、広く多様な反応を求めたいのであれば、純粋に伝えたいことを伝達すればいい。
特定のアクションを誘発したいのであれば、アクションを引き起こさせる誘導が必要だ。
それにはその特定のアクションはいくつあってどんなものかを明確にする必要がある。
それができたら伝え方の問題に移る。一番単純なのが、行動をお願いするやり方だ。
これは非常に分かりやすく直接的だが、何となく共感を得にくいのではと思うことがある。
ではどうすればいいのか。少し言い方は良くないが、そういう状態にさせればいいのだ。
思わずその行動を起こす気持ちになってしまうように促すという意味だ。間接的に。
この場合、直接的な伝え方より、こちらが想定した行動を起こしてもらう確率は下がる。
でも、恐らく何かしらアクションを起こそうと考える人の数は増えるような気がする。
共感をベースにアクションを取ってくれる人が増やせると言っても良い。これは大事だ。
共感がベースだと、行動が協力的になる。一緒に進んでいきたいと力が引き出せる。
客と供給者の関係ではなく、力を貸してくれて一緒に進む存在になると思う。
取って欲しい行動は取りたい行動でもある。それを意識して組み立てるのが良いと思う。