人と人を繋ぐ。これは人が生きていく上で最も重要な概念かもしれない。
もちろん、一人で生きていくという可能性がゼロとは言えないとは思う。
でも、食べる、飲むという生命維持に必要なことだけでもかなり難しい。
ほとんどの人が無人島に放り出されたら1ヶ月も経たずに命を落とすと思う。
そこで、グループを作る。グループが互いを支え合い、役割分担をする。
生きるために必要なこと、より良く生きるために欲しいことを賄っていく。
やがてグループが大きくなり、他のグループの噂を聞く。見にいこうとなる。
すると、独自に発展していたが故に、様相がかなり異なる。羨ましい部分が見つかる。
ここで選択肢が生まれる。有効的にグループを融合するか、吸収するかだ。
後者だといわゆる争いが起こる。どちらかが勝ち、グループの数が減る。
その後のグループの舵取りでそのグループの繁栄が続くか、そうでないかが決まる。
友好的に融合するケースもある。次第に国といった単位にグループが落ち着いていく。
国によって法律や言語、通貨が異なる。でも友好を好む国もある。
逆に統制を志向する国もある。この辺りから様子見が続く。簡単には動けない。
ここで更なる友好の輪を広げるには人の単位に戻ることだと思う。
人と人の繋がりを国を跨いで増殖させる。自己組織化を目指していくことが大事だ。
SNSはまさにその役割を担っている。特に文字や言葉を必要としないものは国を簡単に跨ぐ。
同じ踊りを踊る。ボディラングゥエッジで意識共有をする。意外とグッと距離が縮まる。
今はネット上が多いがこれが対面で行われるようになると、更にグッと信頼感が増す。
世界に広がる対面で人と人を繋ぐツールが欲しくなる。最近はそんな妄想をしている。