昨日は東海道線でトラブルがあり、一部区間が運休していた。一気に予定が乱れる。
残念ながら並行して走っている電車はもちろんないので、タクシーでの移動となった。
距離にして12kmくらいだろうか。電車ではわずか10分という道のりだ。
でも、車だとなんだかんだで40-50分かかったと思う。非合理の塊だったと思う。
まずはコスト。電車だと240円。なんともお得な感じがする。しかも目的地も駅から1分。
それに対してタクシーは約5000円。4人のったので1人あたま1250円となる。
電車の5倍という金額だ。あでも、時間は5倍弱かかっているから時間あたりは一緒だ。
いやちがう。同じ距離を移動しているのだから、単純5倍だ。不思議な計算をした。
これは平均時速が低いものに長く乗っていたことになる。やはり信号や渋滞があるからだろう。
要は加速したと思ったら止まって、また動き出すの連続だ。いかにも効率が悪そうに思う。
一方、電車は線路の上をスイスイ。前の列車に追いつくこともなく、順調に走り続ける。
速度も、最初規定の速度まで加速し、達したらそのまま維持。ホームに止まる時、減速する。
なんか動きが全然違う。そして当たり前だがCO2排出量は大きく異なる。電車は190g。
一方車は1.5kgだ。電車はスムーズな加減速と一度にたくさんの人を運ぶので低いのだろう。
車は運転手も含めて5人乗っていた。燃料はLPGだ。電車とはだいぶ条件が違う。
でも、あんなに大きな列車を動かしているのに、なぜCO2が車の約1/10と少ないのだろうか。
あ、疑問が湧いてきた。電車は何人乗っていたのだろうか。なぜ都度違わないのだろうか。
一人当たりの数字で合っているのだろうか。タクシーの数字も一人当たりか?
電車は昼と通勤時では明らかに違うはずだ。タクシーは相乗りがあるかどうかで大きく異なる。
数字のマジックに色々惑わされている。何か決まり事はあるのだろが、数字が一人歩きしている。