共鳴。

振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。
これが辞書で引いた共鳴の意味だ。まあ、おんなじ感じで揺れていると揺れが大きくなる。
波が重なることで大きな波になる。そんな風に考えてもいい。でもいつも重なるとは限らない。
逆に、重なることで互いの波を打ち消しあって、2つの波が消失してしまうことすらある。

意気投合。これはおそらく共鳴している状態だ。互いの考え方の向きが揃っている。
目指していることが、大枠では同じだという感じだ。それいいね、それもいいねとなる。
逆に、対立もある。これは考え方の向きが真逆だということだろう。難しい状態だ。
でも、波と違って、人の感情は色々な側面があるので、対立をなくすこともできるのが良い。

考え方の向きは抽象度を上げると揃うことが多い。総論賛成という言葉にも象徴される。
ただ、この言葉に続くのは各論反対だ。大きな向きはあっているが細かく見ると違う。
そんな感じだろう。別の方法論があるのではないか。そんな思いがあるのだと思う。
でも、少しおおらかになることさえできれば、各論自由といった感じにならないだろうか。

反対した各論を冷静に、客観的に見てみたら、意外とまあそれもありかなと思えることもある。
その各論に賛成するから、この各論にも賛成して欲しいと、自分のやりたいことを通すこともできる。
いずれにしても、同じ方向に向いた各論が揃えば揃うほど、総論の実現が近づいてくると思う。
お互い様ではないが、大らかに、余裕を持つことで、とても生きやすくなるはずだと思ってしまう。

各論よりも総論を大事にする癖をつけるのがいいと思う。自分はなぜこの各論がいいのかと。
その理由が満たされるなら、別の各論でも構わない。そっちの各論のがいい。その状態がいい。
SDGsは世界が定めた総論だと思う。メリハリの必要性は感じるかもしれないが、皆が賛成する。
カーボンニュートラルも同じだ。色々な各論を出し合って、許容する。こんな世界を作りたいと思う。