飛ぶモビリティ。

これまで人は二次元の道路というラインに沿って車を走らせてきた。
二次元といっても、高低差もあり実質三次元だが、常にタイヤが路面に接している。
アウトインアウトなど、様々な走るための定石が生まれ、車自体も進化した。
今やとんでもなく快適で速い車が量産されていて、だれでも運転を楽しむことができる。

空のモビリティといえば、やはり飛行機だ。プロペラもあるがジェット機に馴染みがある。
最初にジェット機に乗った時には、なんでこんな重量物が飛ぶのか。信じられない思いだった。
しばらくすると慣れたが、気流にはいったり、着陸で衝撃があると怖さが蘇る。
でも、旅客機の事故は車の事故より遥かに少ない。品質管理がしっかりしていると言い聞かせる。

ヘリコプターもある。一度だけ乗ったことがあるが、なかなかなスリルだ。音が凄い。
ただ、離着陸はうるさいだけでさほど怖さはない。基本ゆっくりと離着陸するからだ。
空中での移動も飛行機に比べると遥かに遅い。なので、基本安心して乗っていられる。
でも、映画などでヘリコプターの墜落のシーンをみると、やはり空の上だと実感する。

最近は人の乗れるドローンがある。しかも電気で動くものだ。トライするには勇気がいる。
もう大丈夫なのは頭で分かっているが、電池残量が突然無くならないだろうかと頭をよぎる。
少し華奢な回転翼が突風で吹き飛ばされないだろうか。そんな心配まで出てくる。
とはいえ、3次元を自由に駆け回る楽しさは最高にエキサイティングなような気もする。

あ、まずはパラグライダーやパラシュート降下だろうか。うーん。これもなかなか勇気がいる。
バンジーは三次元感が足りない。そして怖い。やはり、空を駆け巡るのは無理だろうか。
オスプレーの話もある。あれは少し物理的に無理がありそうだが、れっきとした量産機だ。
やはりドローンにしてみよう。10年くらいのうちに自分で運転して見たいと思う。