現場をみる。

工場や店舗、オフィスなど、これまで様々な現場を見てきた。現場は面白い。
動きがあり、活気があり、何かを生み出している姿が、結構好きだ。
もちろん、すべての現場が活き活きしている訳ではない。疲れている現場もある。
そんな現場をみると、どうしたら光り輝けるだろうかと、すぐに考える癖がある。

現場を観る時はまず、できれば全体のレイアウトを確認する。人と物の流れを知りたいからだ。
ここから入って、ここから出る。長い道のりを経て、色々な付加価値がついて、出ていく。
そんな程度の感覚をまず持とうとしている。空から全体を見渡した感じだ。
これが分かると、その現場の能力を大まかに把握できたような気がする。この感覚は大事だ。

次は、人に着目する。まずはどのくらい役割の違う人がいるのかを把握したい。
大きくは、作業をする人、マネジメントをする人に分かれるが、作業の種類は多岐に渡る。
大きい現場だと少し難しくなるのだが、各役割ごとにいつどこで何をしているかを観察する。
しっかりやる時は役割ごとの人について回る。なかなか時間が掛かり、骨が折れる作業だ。

全体を俯瞰すると、役割ごとの動きが組み合わさり、現場が一つの大きな生き物のように見える。
疲れている現場は、どこかの役割の調子が悪い、もしくは役割間での連携が悪いことが多い。
あ、あそこがふんず待っている。人やモノが滞留しているところはほとんどの場合、要注意箇所だ。
やりずらそうな感じが伝わってくる。俯瞰してみると、調和が取れていないのがすぐに分かる。

要注意箇所は、一つずつ、何がインプットで何がアウトプットかを確認していく。
その間を埋める理想なプロセスを考えればいいのだ。楽な姿勢で、素早く、スムーズにできるように。
それぞれの役割がうまく回り、連携もうまくいくと、状況が一気に変わる。かなりの上達だ。
自分たちの能力が高まり、役割間での信頼も高まる。そうなった現場は当たり前だが光り輝くのだ。