きづき

雑談の力

最近、少しお酒を飲みながらの雑談が復活してきた。もちろん距離をとりながらだ。真ん中にテーブルがあり、そこを離れて囲む感じで談笑が始まっていく。人数は10人を超える。この2年間、ほぼなかったシチュエーションだ。会議中の真剣な眼差しとは打って変...
成長

経営力を引き出す

これまでグローバル企業との接点の中で、経営の難しさを感じてきた。通常、本社のある国がモニタリングしたい経営指標を定めて管理を行う。基本的な売上、利益から始まり、幾つかの重要なプロセスを示す指標を定める。稼働率であったり、顧客数であったり、単...
ゆとり

味覚の神秘

日本人の味覚は繊細だ。日本の食文化から旨味という5つ目の味が見つかった。こんなことが世の中で言われている。実感としては日本食の味は確かに繊細に感じる。日本で食べるイタリアンやフレンチもなんとなく、本国のものより美味しい気がする。これは味覚の...
刺激

時間確定性

この時間から始まり、この時間で終わる。これが担保されるのが時間確定性だ。一つのイベントで、かつ十分なリソースがあれば、これはそんなに難しいことではない。多数のイベントが同時に行われる場合、一気に難しくなる。タスク同士がぶつかる。ある程度リソ...
広がり

コミュニティを開く

なんとなくのイメージかもしれないが、コミュニティと言えば「仲良し」が頭に浮かぶ。共通の趣味や共通の目的を、メンバーで一緒にやることで盛り上がる感じだ。コミュニティの中にいれば、ある意味安心して毎日を楽しむことができる。もちろん、意見の食い違...
成長

収益を紡ぐ

企業の財務諸表は集計した時点での収益や資産の状況が示されたものだ。利益はどのくらい出てるか、資本は上手く使われているか。結果が分かる。もちろん、その延長線上で計画を立てれば、計画上の収益や資産は計算できる。いわゆる事業計画で、これも金額で作...
きづき

挨拶の意味

小学校の頃、異常なまでの元気さで挨拶をしていたのを思い出す。友達のだれよりも精一杯の大きな声で、至る所で挨拶をしていたと思う。もしかしたら、挨拶で自分の元気度を測っていたのかもしれない。でも、振り返ってみると、挨拶がその場の活気を高めていた...
ありのまま

これからやること

500回を少し前にして、ついにブログ書きに遅れが生じた。今日は平日でなく土曜日だ。まあ、そんなこともある。とはいえ、平日に毎日書くと決めたので、昨日の分を書いている。テーマは、これから10-20年の間にやってみたいことだ。既にいくつかブログ...
俯瞰

多変数の最適化

ものづくりの世界はどんどん複雑になってきた。満たすべき要件が拡大している。はるか昔は、良いモノを作ることだけが重要だった。つまりクオリティ、品質だ。モノを量産して販売するなら、作られたすべてのモノで同じ品質を担保することが大事だった。品質を...
きづき

酸素

無色・無味・無臭のガスで、空気の約21%が酸素だ。人は酸素に囲まれている。いろいろな物質と反応し、それらを酸化したり、燃やしたりする。呼吸をする「人」にとっては、無くてはならないものである。その一方で有害でもある。酸素も要は使い方次第で、良...
きづき

密を無くす

コロナとの付き合い方が少しずつ進化してきた。行動範囲を広げることができるようになった。マスクも屋外であれば外すことが推奨され始めた。夏の時期、熱中症も怖いからだ。とはいえ、毎日の感染者数が劇的に減ったわけではない。漸減している状態だ。今のウ...
ありのまま

泊まりたいホテル

これまで色々なホテルに泊まってきた。国の数であれば30は優に超えると思う。身体を休めるために泊まるのは基本だが、そこでユニークな体験ができると記憶に残る。例えば夜景。東京なら色々な高層ホテルで体験できる。光の海が目に入ってくる。次の朝、晴れ...
ゆとり

鴨川をどり

1872年。今から150年前、鴨川をどりは創演されたという。歴史が古い。芸妓さんや舞妓さんの華やかな演技や踊りを体験することができる。京都にいるのだからと、前々から思っていたのが、幸運にも友人が誘ってくれた。本日夕方、ついに観る機会を持つこ...
きづき

対話と仲間の数

当たり前の話だが、新たな事業を生み出すにはかなりの苦労がいる。既にある事業をベースにするのであれば、新しい部分だけを考えればよい。幾つかの事業の組み合わせで新たな事業を作るなら、組み合わせの妙が肝だ。一方で、似ている既存事業が見当たらない場...
好物

きゅうりととまと

15年以上前になる。マンションの庭で二畳弱の広さの畑を作ってみたことがあった。ホームセンターで洒落たレンガなどを買ってきて区画をつくり、土を入れた。あまり分からずに肥料も買って、畑を完成させたのを覚えている。ガーデニング風でもあった。完成後...
きづき

遠隔技術の可能性

コロナ禍になって、密が問題になった。人が集まり過ぎるのは良くないことになった。とはいえ、街の賑わいは必要だ。街から人が消えると経済が回らないことも体感した。これからは密にならない賑わいをいかにつくるかが大事になる。色々な工夫が始まっている。...
ゆとり

雪見障子

障子の下半分がガラス。これなら障子を閉めても、外の景色が見える。そんな障子が神宮道オフィスの2階に設置された。なんとも趣がある。4月末から始まった一連のリノベーションもほぼ終了の目処がたってきた。あとは残すところ、階段の手すりと外の手洗い場...
きづき

音声だけナビの素晴らしさ

道は星に聞け。カーナビゲーションが世の中に出てきた時のキャッチフレーズだ。カーナビは、GPS、つまり衛星を使った位置測位システムを活用してマップに自車位置を示す。地図を助手席に置きながら、交差点の名前を覚えて目的地まで進んでいく世界がガラッ...
ありのまま

黒い森

ドイツにいる頃、面白い地名だと感じた場所だ。はじめは一瞬怖い森なのかと思った。どうやらトウヒの木が生い茂り、暗く見えることから名前がついたらしい。深く濃い緑だ。北は温浴施設のあるバーデンバーデン。東はベンツやポルシェのあるシュトゥットガルト...
きづき

延長線上の未来から脱却する

少し前、「日本が消滅する」という刺激的な文言がTwitterで拡散した。中身は非常に合理的で、このまま少子化が続けば当たり前に起こる成り行きだ。人口推計でもしっかりと示されている。病死や事故死が減らない限り人口はどんどん減る。出生率を上げら...