猛暑だった数ヶ月前が嘘のような寒さが続く。氷点下も当たり前になってきた。
これまで頑張って耐えてきた地球もそろそろ力尽きてきたということだろうか。
元に戻そうとする自然の力が不足するようになってきたのかも知れない。
であれば、自然に人が協力して元に戻す力を増強していくのも一つの打ち手だ。
源流主義。こんな言葉も頭に浮かんだ。元に戻すのではなく、戻す必要を無くすだ。
振動があれば、除振ではなく、振動の発生自体をなくすことに注力するという考え方だ。
地球で言えば、かけ続けてきた負担自体を無くそうという取り組みだと思う。
CO2の排出を少なくしようという取り組みはまさにこの考え方に含まれる。
電気自動車、省エネ家電など、既に成果をあげているものもたくさんある。
これまで得ていた人にとっての利便性や娯楽性をどう維持しつつ実現するかが鍵だ。
とはいえ、恐らく全てを維持するのは不可能だろう。別の価値で置き換えるのも大事だ。
であれば、地球に優しい新しい社会をデザインしなければならない。絵を描くのだ。
日本は四季があるから美しい。であれば四季を満喫できるようにするのはマストだ。
太陽の動きと共に起きて寝る。自然の音を身体に受ける。遠くの緑を見る。
食べ物もその時々の旬を頂くこと、旬がない時用に保存食も作る。自然の中に保管する。
太陽光、風力、潮力など自然の力を分けてもらうことも大事だ。自然を感じながら生きる。
地球に優しい社会を実現するにはどのくらい掛かるだろうか。数十年かも知れない。
でも、高度に人工的な社会、作られた社会も同時に生まれるかも知れない。
忘れてはならないのは、色々な社会があってもいいが、総和としては地球に優しいこと。
地球にとっての正解はよく分からないけど、春夏秋冬は一つの物差しかも知れない。