この言葉の意味はとても難しいと思う。程度感も人によってバラバラだ。
意味は、悪い事態(に多大の努力がいるの)を予測して心の準備をすること、とある。
心の準備をするにはどうすればいいか。やはり予測するだけでは足りない。
予測することに加えて、多大な努力の中身を考えることが必要だと考えている。
ただ、人によって準備はバラバラだ。心を強く持とうという心構えをするのも重要だ。
これがないと、何か事が起こった瞬間に心が折れてしまう。これでは対応に入れない。
ただ、心構えだけだと、事が起こって数日間経つ頃には途方に暮れる可能性がある。
何をやったらいいかが分からないからだ。かなりの確率で数日後に折れる。
逆に追い込まれると力を発揮する人もいる。つまりは事が起きてから覚悟を決める。
これを絶対にやり切るという覚悟だ。そんな形でも全然問題ないと思う。
そうではなく、事前に起こり得ることと、その打ち手を含めて考えておく人もいる。
要するに悪いシナリオを想定して、そのリカバリープランを考えるのだ。
心を強く持つだけだと、流石に乗り切れない。故に、事が起きてから考えるか前に考えるかだ。
どちらでもいいが、どちらかが必要だ。どちらかがあれば悪い事態を乗り越えられる。
でも、これはどちらもとても難しいことだ。ネガティブの未来など起きて欲しくない。
それを予測して対応策を考えるなど嫌だ。起きてから覚悟を決めるのもかなりの勇気がいる。
覚悟は本当に難しい。一つ良い方法があるとしたら、チームで覚悟を持つことだ。
例えば5人いれば、全員が常に心を強く持つ必要がない。弱くなれる時間が作れる。
チーム5人の心持ちや心構えを足して、困難を乗り切れるだけの大きさになればいい。
やはりチームプレーを作り上げるのが何よりだ。覚悟を共有できる組織を作りたい。