手触り。

この数ヶ月、あるチームの人と一緒に活動をしている。目的はアウトプットの最大化だ。
一人ひとりのメンバーのアウトプットの向きを揃えて、大きな価値に仕立てる取り組みだ。
そのためには、色々な手触りがいる。まずは全体の事業としての目標に対する手触りだ。
ビジネスなので、結果がいる。その結果がどういう活動の集積で生まれるかの手触りだ。

当たり前だが、最後のゴールは顧客に購入して頂いて対価と満足を得ることだ。
それには、相応の品質の製品とサービスの準備がいる。でも新規のものだと品質の定義が難しい。
さらに顧客は一人ではない。加えて用途もバラバラだと、品質の定義はより一層難しくなる。
満足は品質だけではない。顧客の費用対効果(売上増、コスト削減)の高さも大事だ。

人材育成など内部の投資に充当したいというケースもある。いずれにせよ、多様に満足させる。
その際、どの機能がどんな満足を生み出すかをしっかり紐づけて、整理しておくことが大事だ。
この辺りでここまで検討した用途や顧客で過不足がないかを考える。売るべき用途や顧客の選択だ。
それぞれの満足の需要の多寡に応じて、どの機能をどんな品質で準備するかを決める。

次は、ターゲット顧客のリストをつくり、現場ですばやくかつ柔軟に試していくタイミングだ。
机上で考えてきたことを提案に落とし込み、顧客との対話の中でどんどん磨き上げていく。
機能と満足を一覧で見れるように、動画や写真を使ってパッと顧客の頭に入るように仕立てる。
目の前の人の満足はもちろん、関係者の立場ごとの満足にも頭を巡らせて提案に盛り込む。

チームで事業の目標とそこまでの到達するメカニズムを理解して手触りを持つと一体感が生まれる。
自分の作業が他のチームの人とどう繋がっているのかが理解できるからだ。
全体がうまくいくために、自分の役割の中でできることはないかも考えることができる。
他のチームの人の大変さも理解できる。ここまでいけば、チームの力は3倍くらいになっていると思う。