先日、スタートアップを集めたパネルディスカッションに参加させて頂く機会があった。
8人の起業家が2組に分かれて起業の経緯やEXITの考え方、欲しい支援などを語った。
熱量がある。一本筋が通っている。達成したいことをしっかりと描いているのが伝わってきた。
話の中では、壁また壁、何度も試行錯誤など、これまでのタフな道のりも垣間見えた。
そんな辛い道のりを話す際にも、目には力があった。これからも乗り越えるという覚悟も感じた。
100人を超える京都の先輩経営者を前にしても、堂々たる存在感だ。「凄い、いい」そんな感じだ。
「京都らしさ」というテーマもあったが、京都には力があるということを改めて感じさせてくれた。
多様な人を惹きつける魅力、世界から羽を休めにきたくなる魅力。イノベーションには良さそうだ。
今回のイベントは、通常のピッチイベントとは少し違った。起業家の本音がたくさん出てきた。
「お節介おじさん」、「資金調達が難しい京都」。どれも納得感があった。できることはありそうだ。
こうした本音トークを重ねると、起業家と先輩経営者との距離は間違いなく、縮まると思う。
それぞれの言葉を互いに理解できるようになると思う。日本語でも真意を捉えるのは意外と難しい。
折角いただいた機会、何かしらの貢献をしつつ、ビジネスも生み出していきたいと感じた。
ビジネスは自分のビジネスでもいいが、仲間と感じる起業家のビジネスでもいい。
まずは、時間を作りながら、SNSでの対話やコミュニケーションを始めていきたいと思う。
頭にはこの人とこの人を繋いだらどうなるかな?そんな考えがいくつもある。試してみようと思う。
改めて、参加された起業家の事業を振り返ると、職業を増やすというテーマが多かったように思う。
現在ない職業を作ろうとする、今のままではなくなってしまう職業を革新する。とても良いテーマだ。
世の中では、どうしても効率化により価格を下げても収益を生み出せるようにする取り組みが多い。
起業家に負けじと、大企業も一緒に、やりがいがある、社会に役立つ職業を増やしていけたら最高だ。