最近、巷を賑わせているアップルカー。電気自動車で自動運転が付くらしい。ちょいと楽しみ。
でも車という認識はあまり持っていない。車なら内燃機関のマニュアルミッションと決めている。
自ら運転もしない自動運転車は、小さい4輪の「線路のいらない電車」としか思えない。
それでも、アップルが作る車は興味をそそる。テスラにも負けない独自性を打ち出してくると思う。
どんな独自性だろうか。幾つかのヒントはある。様々な報道や申請されている特許の情報だ。
詳しい内容は見ていないが、車と乗客、車と周囲の人とのコミュニケーションに関わる特許が多い。
新たな安全性に関する提案もありそうだ。車の再定義をしてかっこいい乗り物に仕立てるのだろう。
これまでのたくさんの常識が塗り替えられるのだと思う。さて、どんな常識がなくなるのだろうか。
テスラの時は、「車は販売したらメンテナンスで初期の性能を維持するだけ」という常識を変えた。
新車に買い替えなくても、色々な機能が時間と共にソフトウェアの更新で搭載されていく。
新体験だ。所有者の誕生日にガルウィングが踊るサプライズモードなるものも搭載された。
もはや、テスラを所有したいという欲を満たすためにはなんでもやる感じだ。実際、効果覿面だ。
勝手な妄想だが、アップルの打ち破る常識は、AirPods Proにヒントがあると思う。
音のAR的な感覚を持った商品だ。ノイズキャンセルに留まらず、外の音を自在に混ぜられる。
アップルカーの場合は、車が乗客と外の人のコミュニケーションを自在に操るのだと思う。
自動運転の時は社内は外界から隔離される。移動してないかの如くの演出がされるだろう。
でも、なにか外界の状況を伝えたい時は、緊急度に応じて、コミュニケーションの通路を開く。
自動運転に怖さを感じている人には、動き出したら外の様子を安心できるように伝える。
車が感じ取り、スムーズに色々なシーンをつないで演出する。車は運転以外にも頭を使うと思う。
まずはロボタクシーからだと思う。走行できる道路環境が限定されるからだ。2024年が楽しみだ。