今ある社会や事業の課題を捉える。体系的に捉える。
それらを世の中の好事例に近づけるべく、1つずつ解決していく。
それぞれの領域に専門家がいて、ノウハウを提供してくれる。
ある意味、既に答えが存在していて、それを実装していく。
イシューツリーという考え方も役に立つ。
課題を体系化して抜け漏れなく洗い出す手法だ。
徹底的にやると数え切れないほどの課題が目の前に現れる。
現場では1つ1つの課題に対して担当と納期が決められ解決へと向かう。
標準が定義され、そこからのズレが課題の場合にはこの手法は役立つ。
でも、現実はそんなに簡単でない。課題は互いに独立ではないからだ。
数ある課題を別々に解決すると、相互干渉で別の課題が生じてしまう。
よって、数ある課題を同時に解決できる方法論が欲しくなる。
全ての課題に通じる共通の要因を見つけ出したくなる。
それを取り除くと、課題がパタパタと消えて無くなるイメージだ。
何故を5回繰り返す。これを1つ1つの課題で進め、全てを俯瞰する。
じーっと見ると、何故の回数が進むにつれて要因が相互に似てくる。
真因にまで辿り着くと、多くの場合、共通点が見えてくる。
幾つかに分類ができる状態になる。それを起点に解決策を考えてみる。
仮説を作り、数ある課題のどのくらいを解決できるか、何が残るか。
繰り返し仮説を進化、全ての課題を解決できる策を生み出す。面白い。