束ねる

俯瞰

近い目的、遠い目的。

このお客さんにこの商品を使って価値を届けたい。それにはこの追加機能の開発が必要だ。こんな場面に出くわすことがあると思う。目の前に来たチャンス、なんとかものにしたい。その際、既にある機能を拡張してやる方法を考える。最小のコストでできるからだ。...
きづき

移動と賑わい。

街に賑わいを生もうとする時、まず一番最初に考えるべきは目的地だ。何に惹きつけて人に来訪してもらうか。魅力として打ち出すのは何かを明らかにする。今回の賑わいのために新しく作るもの、既にあるものの演出を変えるもの。コンセプトを揃えて、それなりの...
デザイン

構想家

長らくコンサルタントという職業に就いてきた。世の中に役に立つ存在だと考えてきた。企業の業績を高めるための様々な手法を持ち、クライアントに合わせて手法を選んできた。ある手法をそのまま当てはめられなければ、組み合わせたり、カスタマイズをした。依...
出会い

交わりの場。

普通に仕事をしていても出会うことのない方に会う。これが結構楽しい。仕事は違えど、共通の課題を抱えていたり、共感する部分も多く見つかる。一方で、全く予想もしなかった反応や考えを聞くとワクワクしてくる。特に、アーツと呼ばれる領域で活躍されている...
ゆとり

バランス。

これは面白い。力を込めたい。こうなると途端に、こだわりというものが生まれてくる。もちろん、どんな仕事においてもここは外せないという部分は常に持っている。でも、グッと気持ちが入った仕事の場合、いつの間にか外せない「ここ」が大きくなる。つまりは...
ありのまま

密度。

賑わいを生むにはやはり密度が大事だと思う。それも何かテーマが欲しい。テーマの中で、一番ポピュラーなのはアートだと思う。いわゆる芸術祭がそれだ。日本各地にアートをテーマにしたトリエンナーレがあって3年ごとの楽しみになっている。ストリートアート...
デザイン

WBS

仕事を抜け漏れなく効率的に進める方法論がWBSだ。製造業でよく使われる。Work Breakdown Structure。仕事を要素に分解して構造化するという意味だ。飛行機とか車とかのものづくりをイメージすると分かり易いかもしれない。仕事全...
俯瞰

成し遂げる。

以前に比べて、実現したい目標に社会を主語にしたものが多くなっていると思う。うちの会社はこの商品を拡販したい。市場で過半数のシェアを握りたい。一昔前まで、こうした目標が大部分を占めていたが、少しずつ変わっていると実感する。賑わいを生み出したい...
俯瞰

部品を揃えていく。

色々な仕事を同時にやる時のコツ。昨日のコツは時間を決めてやるだった。今日は、部品という概念を持って、意識して揃えていくことの重要性を考えてみたい。部品とは、もちろん自動車部品などでいう部品だ。全部揃えて組み立てれば車ができる。逆に部品が揃わ...
デザイン

賑わいづくり。

大きく分けて二つのやり方があると思う。ゲートウェイ型と分散型だ。ゲートウェイ型は、ある施設がハブ拠点となって様々な見どころへと誘うものだ。分散型は、各々の拠点がそれなりの魅力を放ち、幾つかの拠点で多様性を体感するものだ。どちらの型においても...
仲間

目標にまっすぐに進むチームになる。

以前、モーターショーに出たことがある。その時、即席のチームが生まれた。即席といっても、悪い意味ではない。4ヶ月という短い時間の中で成果を出したチームだ。目標はとても分かりやすいものだった。新たな価値をモーターショーでお披露目する。外出困難者...
シェア

視野を広げ本質を見る。

やるからには、役に立つことをやりたい。どうせなら世界に役に立つことだ。日本の存在感をしっかりと示して、日本に憧れを持ってもらうこと。そんな状況が世界の至る所で起きたらとても嬉しい。その力があると思っている。一方で、何でもトップを取りたいとい...
俯瞰

公園のゴミ回収。

まず頭に浮かぶことは、公園は広い。ゴミ箱が広い敷地に散らばっている。そこに溜まったゴミを集めに行かなければならない。結構な量と重さになる。恐らくこれまでは人が台車を引くか、軽トラで集めていたに違いない。ゴミ箱全部を回って回収するのはなかなか...
ありのまま

集中する。

色々なことを並行で進める。ここぞというところで全力を使って勝負をかける。これには集中力がとても必要になる。以前は、色々なテーマを同時に考えることもあった。40代半ばからは、短い時間に集中して1つのことをやる。完了後にテーマを変えるようになっ...
きづき

閾値。

感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な、最小の強度や刺激などの物理量。これがある辞書における閾値の定義だ。理系の人間には親しみのある言葉だと思う。最近、色々な場所で、賑わいづくりに携わっているが、常に感じるのがこの閾値だ。いかに閾値を超える...
きづき

共通の目的を持って買い合う。

地球規模での共通の目的は、少なくとも2つあるような気がしている。SDGsとカーボンニュートラルだ。共に、地球で暮らす以上、不可欠なものだ。SDGsは17の目標があるが、個々人の認識は目標ごとに異なるかもしれない。とはいえ、どの目標も間違いな...
きづき

空間のデザイン。

ターゲットがはっきりしている場合、そのターゲットを迎える空間は作りやすい。でも、往々にして空間に求められることは、様々なターゲットを迎えることだ。劇場で芸を見せるなら、それを趣味とする人から、新たなファン獲得までターゲットは広い。その広いタ...
俯瞰

密度の生み出す力

一単位あたりの量で、体積や面積が異なるものの重さや混み具合の性質を比較できるのが密度だ。 人口密度であれば、面積あたりの人の数、物質の密度であれば体積あたりの質量となる。これを転じて、最近、エリアや空間あたりの見所の数を、魅力密度と使うこと...
きづき

キーワードが繋がる

頭の中によく出てくるキーワードがある。例えば、「新価値創造」。未来を切り開くには不可欠なものだ。効率化では国が縮んでしまう。それを表したのが、「創造生産性」で、生産性の分母ではなく、分子にこだわる。とにかく分子を大きくする、増やすことを考え...
広がり

回遊を促す。

色々な土地に触れていると必ず直面する問題は、見どころが埋もれていること。観光ガイドなどはもちろんあるのだが、多くの場合うまく活用されていない。ハブとなる駅や案内所では、チラシやパンフレットが溢れていて、どれがいいか分からない。それでも、それ...