賑わい

妄想

水路のインフラ。

これまでは長距離を除いて、陸路がメインだ。商用車・乗用車など多種多様な車が生まれた。電車もある。ローカル線から新幹線まで目的に応じて、様々な車両が活躍してきた。乗車可能な人数も多様で、パーソナルモビリティから10両を超える列車もある。宿泊も...
ありのまま

有難いこと。

よいコトやよいモノに恵まれて、感謝したい気持ち。これが「有難い」の意味だ。「有る」ことが「難しい」まさに、幸せを表すのにぴったりの言葉だと思う。仕事をしていて最も有難いのは、声をかけてくれることだ。手伝って欲しいと。ワクワクの構想があり、そ...
俯瞰

密度の生み出す力

一単位あたりの量で、体積や面積が異なるものの重さや混み具合の性質を比較できるのが密度だ。 人口密度であれば、面積あたりの人の数、物質の密度であれば体積あたりの質量となる。これを転じて、最近、エリアや空間あたりの見所の数を、魅力密度と使うこと...
きづき

魅力と吸引力。

例えばインバウンドなど、遠くに住んでいる人にたくさん来訪して欲しい。近場の都市から年に何回か来訪して欲しい。いわゆるリピート訪問。同じ街に住んでいる人が何度も日常の習慣として通って欲しい。来訪者は様々で、どの来訪者を増やしたいかで打ち手は大...
ゆとり

賑わいがある。

コロナ禍になって海外に行くことがなくなった。解禁になってからもまだ行っていない。一方で、日本の様々な地方に出向くようになった。その土地土地の魅力を感じるようになった。まずは自然だ。東京では味わえなかった感覚だ。空気が澄んでいる。清々しく、美...
モヤモヤ

満員御礼にする。

いま、おおよそ半分のチケットが売れ残っている伝統芸能があるとしよう。もちろん、興行の収支は赤字だ。コストを切り詰めて伝統を守りながら凌いでいる。色々やりたいことはあれど、それを実現するお金も、能力もほとんどない。守ってばかりでは、縮むだけで...
出会い

職人の姿が目の前に。

昨日は珍しい博物館に伺った。文化財修復の匠が何人も常駐している博物館だ。ジャンルは仏像、書物、建物などかなり広範囲なものを対象にそれぞれの匠がいる。実際に工房があり、限られた時間であれば、その匠の技を間近でみることもできる。修復の前後を解説...
成長

お寺事業。

お寺はお布施があり、税金が掛からない。お金持ちが多い。そんな声を聞く。地方の小規模なお寺で檀家がしっかりしているところであればそうかもしれない。でも、高齢化の波はここにも押し寄せる。どうやら檀家組織は細っているようだ。新たなお客さんもそうそ...
文化

マスにリピートを。

ある広大な土地にやってきた。見渡す限りの自然で、訪れたくなる地域資源が豊富な土地だ。人々はその土地に訪れると、日常とはかけ離れた雄大な自然に囲まれ、自然を満喫できる。その一方で、その土地は噴火、地震、台風など自然災害に悩まされ続けたという過...
広がり

回遊を促す。

色々な土地に触れていると必ず直面する問題は、見どころが埋もれていること。観光ガイドなどはもちろんあるのだが、多くの場合うまく活用されていない。ハブとなる駅や案内所では、チラシやパンフレットが溢れていて、どれがいいか分からない。それでも、それ...
モヤモヤ

ポジティブが溢れる社会。

もう流石に、失敗の話やスキャンダルの話が多すぎると思う。比率がおかしい。もちろん、「同じ轍を踏まない」といった教訓にもなるが、何かが違う。同じ話が何度も繰り返し伝えられてくる。以前は少し興味も湧いたが、もうそれもない。もっと、自分が立ててい...
仲間

送り火

昨日、3年ぶりとなる完全な形での「五山送り火」が計画されていた。送り火はお盆に帰ってきた亡くなられた方の魂を再び送り出す行事だ。日本には山の送り火以外にも、海の送り火がある。精霊流し、灯籠流しと呼ばれる。今回のように、しっかりと準備して迎え...
流通

地域振興券と地域通貨

ウィキペディアを見ると、地域振興券は1999年4月に最初に作られたようだ。15歳以下の子ども・満65歳以上の高齢者に1人2万円分ずつ、市町村から配布された。全国で約3107万人が受け取り、国の支出合計は約7700億円で、99.6%が換金され...
刺激

レガシー

辞書を引いて一番最初に出てくる意味は、「過去に築かれた遺産や遺物」だ。次に出てくるのは、レガシーシステムなどで使われる「時代遅れ」という意味だ。どちらかといえば、ニュートラルな表現からネガティブな表現で使われてきた。それが最近では、「レガシ...
きづき

組み木の手すり。

以前から進めてきたオフィスのリノベーションが完了した。棟梁に大々感謝だ。今回の目玉はやはり、二階。「きづきひのきのま」とその周りのこだわりだ。「ひのきのま」というだけに、ひのきの香りが充満した部屋になった。二畳ほどの小上がりもあり、畳の香り...
妄想

ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)

アーティストが対話や討論、コミュニティへの参加や協同といった実践を行なう。美術館やギャラリーといったアートワールドの外に、どんどん染み出していく。作者および作品という概念を脱して、参加や対話そのものに美的価値を見出す。要するに、SEAは、土...
きづき

加わると尖る。

街に賑わいを作る。様々な場所で取り組まれているが、大きく分けて二つの方法論がある。一つ目は、その土地でこれまで培ってきたもの、既存の取り組みに加わるだ。その土地ならではのものを、しっかりと言語化して、メッセージを紡ぎ出す。既にいくつもある取...
出会い

コミュニティに触れる、入る。

飛行機が出来て、たくさんの人が海外に出かけるようになって、もうだいぶ経つ。どの国にいっても、街があり、来訪者を迎えてくれる。異文化に触れることができる。そこには、衣食住の何もかもが揃っていて、消費を通じて何不自由のない数日を過ごせる。消費者...
出会い

「やばい」太陽光パネル

大型トラックが、何度も上を自在に通行できる太陽光パネルに出会ったのは3年前だ。太陽光パネルは、透明なガラスのようなもので作るものという常識が崩れ去った瞬間だ。何十トンもの荷重を掛けてもびくともしない太陽光パネルがあるなど想像もできなかった。...