俯瞰

きづき

本質への昇華

DXを進める。まずはできることから素早く成果を出したい。いい動きだ。目の前にあるペインポイントに着目して、ミクロに解決していく。素早く解決できると楽しい。でも、ジャンプしたければ、次の一手が不可欠だ。幾つか成果を上げたら、腰を据えてしっかり...
俯瞰

多変数の最適化

ものづくりの世界はどんどん複雑になってきた。満たすべき要件が拡大している。はるか昔は、良いモノを作ることだけが重要だった。つまりクオリティ、品質だ。モノを量産して販売するなら、作られたすべてのモノで同じ品質を担保することが大事だった。品質を...
きづき

酸素

無色・無味・無臭のガスで、空気の約21%が酸素だ。人は酸素に囲まれている。いろいろな物質と反応し、それらを酸化したり、燃やしたりする。呼吸をする「人」にとっては、無くてはならないものである。その一方で有害でもある。酸素も要は使い方次第で、良...
きづき

遠隔技術の可能性

コロナ禍になって、密が問題になった。人が集まり過ぎるのは良くないことになった。とはいえ、街の賑わいは必要だ。街から人が消えると経済が回らないことも体感した。これからは密にならない賑わいをいかにつくるかが大事になる。色々な工夫が始まっている。...
きづき

延長線上の未来から脱却する

少し前、「日本が消滅する」という刺激的な文言がTwitterで拡散した。中身は非常に合理的で、このまま少子化が続けば当たり前に起こる成り行きだ。人口推計でもしっかりと示されている。病死や事故死が減らない限り人口はどんどん減る。出生率を上げら...
きづき

俯瞰する癖

商売が単純ではなくなった。最近はこんなことを思うことが多い。昭和世代にとっての昔はモノもまだまだ少なく、いろいろなものが新鮮に思えた。何か新製品が出ると、すぐに話題になり、誰もが飛びつき、流行りが生まれた。今は、モノが溢れている。新しいモノ...
きづき

先を見通す。

昨日から棟梁の指南の下、オフィスのリノベーションを行っている。当たり前だが、作業を進めるにあたって、最も大事なことは出来上がりをイメージすることだ。形はだいたいイメージできる。一方、それをどんな構造で実現するかはなかなか分からない。昨日作っ...
きづき

地球が丸く見える

駅に隣接している高層のホテルに泊まった。50階くらいの建物で今は41階だ。東京ではないので、周囲には高い建物はほとんどない。海まで見渡せる。目の錯覚かもしれないが、地球の丸さを感じる。遠くになるほど地平線が下がる。普段の日常生活ではまったく...
俯瞰

社会を切り取る感覚

一昔前までは、良い製品を作れば売れた。製品の費用対効果が高ければ売れた。言い換えると、製品を中心に独立した「製品の世界」が作れていたのだと思う。製品は今までにない画期的なものが生まれ、その製品を使うことが一種のトレンドだった。人々は、その製...
俯瞰

SoS

昔は船舶などで遭難に遭った時に使うモールス信号の通称がSOSだ。今では、SoSと、oが小文字になり、System of Systemsの略称だ。IoT=「モノのインターネット」を活用したビジネスを考える時に使う。モノが人と繋がり、モノがモノ...
俯瞰

AIの使い方

人の仕事が奪われる。AIの話になると、こんな話題がすぐに沸き起こる。確かに現時点で人がやっている仕事のある部分をAIで代替することはできる。特に、分類や異常検知などで難易度の低いものは、代替が進んでいる。人が繰り返しの作業で苦痛であると感じ...
ゆとり

持続可能な開発目標を考えてみた

SDGsは、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されている。意味を考えてみた。まずは、「持続可能な」だが、これはとんでもなく意味深い言葉と感じている。持続とは、長く続くことであり、持ち続けることだが、色々な対象を想像させる。人であり、人の持...
俯瞰

加えて、成長する。

直近の状況は見てはいないが、この10年、日本のモノやサービスの安さが加速している。絶対的な価格もそうだが、一連の購買プロセスの品質の高さまで考えると安すぎると思う。お客様に少しでも喜んでもらえるように、何十年も値段を変えない飲食店さえ存在す...
俯瞰

自分で考える癖

世の中はとんでもなく便利になった。インターネットを使うと、なんでも見つかる。単なる情報はもちろん、何かを成し遂げるためのコツなどもたくさん見つけることができる。そうした情報を駆使して、どんどん身につけて能力を高めるのが当たり前になってきた。...
俯瞰

プロフェッショナルの俯瞰力

冬季オリンピックが開催されている。今回も日本人選手の活躍が毎日伝わってくる。選手たちの記録はどんどん伸び、ひと昔前ではあり得ないような事が現実となっている。デジタルや科学の力をフルに活用したトレーニングが人の成長速度を加速しているのだろう。...
俯瞰

土地の知恵巡り

コロナ禍の直前まで、ドイツの会社にいたので国内より海外に行く機会が多かった。ただ、残念なことに、行った先々の土地を巡るというより、オフィスが目的地だった。特に最後の1年は社内の会議が多く、休憩の際、目に入る高層階からの展望のみが街を意識させ...
きづき

少し遠くにも行きたくなる

地方の街に行くことが多くなった。どの街に行っても同じ課題を持っている。それは回遊をどう実現するかだ。地方では東京のように見どころが密集していない。点在している見どころを、なるべく多く回ってもらえるための工夫が大事になる。そのために、まず必要...
俯瞰

接客ビジネスの価値を高める

レストランのウェイター/ウェイトレス、デパートの店員やコンシェルジュ。接客と言って思い浮かぶのはこんな職業だろうか。お客さんが来ると相手をする。用件のある時のみ対応するので、一人のお客さんとつきっきりになることはない。価値を上げる簡単な方法...
俯瞰

束ねる思考方法

企業のパーパス、存在意義を具体度を上げながらツリー状に噛み砕くとパーパスツリーができる。パーパスツリーは、パーパスだけでは抽象度が高すぎて、行動に移すのが困難な場合に役立つ。ただ、具体度を一気に上げ過ぎてしまうと、使えるシーンを限定してしま...
きづき

燃費を意識した運転

最近、関西圏で車で出張する機会が多い。飛行機や電車で行きにくい場所だ。東京発であれば、日本中どこにでも飛行機は飛んでいる。でも京都には空港がない。伊丹まで行けば大体の県に定期便の飛行機があるが、関西、四国には飛ばないところも多い。新幹線の停...