文化

きづき

産業観光とレガシー

その地域特有の産業に係る工場、職人、製品。そして昔の工場跡や産業発祥の地などの産業遺構。これらを観光の題材にして、来訪者を魅了する。産業観光とはそんな取り組みだ。ビールやウィスキーや車の組み立て工場の見学。富岡製糸場などでのアートイベント。...
刺激

考えるに至る。

単にものを鑑賞する場ではない。美術館の活動内容にそう書かれていた。来館者が、自由かつ自然な心で作品と作者に出会うことにより・・・そこから得た感動や心の変化を、自らの思索に繋げていくことを基本方針とする。真っ直ぐに伝える芯のある作品から作者を...
きづき

気持ちを整える。

調子が悪い時や心が整っていない時は、何に対してもどうしても気持ちが入らない。プロフェッショナルを何十年もやってきて、安定していることを心がけてきた。でも、実際は立ち直りの速度を上げることぐらいしか出来てこなかったような気がする。経験を積んで...
妄想

ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)

アーティストが対話や討論、コミュニティへの参加や協同といった実践を行なう。美術館やギャラリーといったアートワールドの外に、どんどん染み出していく。作者および作品という概念を脱して、参加や対話そのものに美的価値を見出す。要するに、SEAは、土...
きづき

刺激になる。

高齢化が進んでいる日本。物理的な移動の活性化を考えていきたいと思っている。人間にとって移動は刺激だ。太陽の光を浴びて、四季の変化を五感で味わえる。見知らぬ土地に行けたり、新たな出会いがあったり、心がいい意味でざわつく。移動があるとこうした刺...
広がり

束ねて伝える

最近、文化観光の仕事をやっている中で常に話題となるのが、情報発信の進め方だ。潜在的なお客様に、自分達の商品やサービスの情報を如何に届けるかを議論する。ただ、商品やサービスの内容については、既に改善が進み、良い状態になっていることが多い。デザ...
広がり

サウナの文化

最近は、周囲にサウナマニアなる人が増えてきたように思う。かなりの数だ。それだけではない。サウナの施設をオープンする友人まで出てきた。自然を満喫しながらテントサウナでロウリュウ。直後の水風呂。かなり気持ちいい。新幹線が止まる駅から歩いて5分く...
きづき

密を無くす

コロナとの付き合い方が少しずつ進化してきた。行動範囲を広げることができるようになった。マスクも屋外であれば外すことが推奨され始めた。夏の時期、熱中症も怖いからだ。とはいえ、毎日の感染者数が劇的に減ったわけではない。漸減している状態だ。今のウ...
ありのまま

泊まりたいホテル

これまで色々なホテルに泊まってきた。国の数であれば30は優に超えると思う。身体を休めるために泊まるのは基本だが、そこでユニークな体験ができると記憶に残る。例えば夜景。東京なら色々な高層ホテルで体験できる。光の海が目に入ってくる。次の朝、晴れ...
ゆとり

鴨川をどり

1872年。今から150年前、鴨川をどりは創演されたという。歴史が古い。芸妓さんや舞妓さんの華やかな演技や踊りを体験することができる。京都にいるのだからと、前々から思っていたのが、幸運にも友人が誘ってくれた。本日夕方、ついに観る機会を持つこ...
ありのまま

黒い森

ドイツにいる頃、面白い地名だと感じた場所だ。はじめは一瞬怖い森なのかと思った。どうやらトウヒの木が生い茂り、暗く見えることから名前がついたらしい。深く濃い緑だ。北は温浴施設のあるバーデンバーデン。東はベンツやポルシェのあるシュトゥットガルト...
妄想

ガレージハウス

19歳で車を手にして以来、車は生活の中で欠くことのできない存在だ。かなり行動範囲が広がった。時間を問わず、どこにでも行くことができた。それだけではない。移動の道具を超えた魅力があった。持つことの嬉しさがあった。洗車をする楽しさやアクセサリー...
ありのまま

沁み入る食事

これまで色々な国の食事を食べてきたと思う。国によって大きく趣きは異なる。その国に古くから根付いてきた郷土料理は、確かに積み重ねを感じる。でも、必ずしも味覚に合うかというと、そうでないこともある。慣れがあるからだ。外国の料理だと、イタリアンと...
ゆとり

ワーケーション

東京と京都の二拠点での活動を始めてもう2年くらいになる。色々分かってきた。人は周りの環境で気持ちが大きく変わる。京都は空が広く山が見えると清々しい。そのあとに感じる東京は、なんとも便利だ。あとは、夜景が綺麗だ。先日、30階くらいに住む方の家...
俯瞰

土地の知恵巡り

コロナ禍の直前まで、ドイツの会社にいたので国内より海外に行く機会が多かった。ただ、残念なことに、行った先々の土地を巡るというより、オフィスが目的地だった。特に最後の1年は社内の会議が多く、休憩の際、目に入る高層階からの展望のみが街を意識させ...
きづき

文化が気になると、日常が変わる。

アート、亀、日本刀、教会、大名、藍、浄瑠璃などなど、最近は色々な文化に触れている。文化資源として大事に保存しながらも、それらを展示して、様々な人に触れてもらう取り組みがある。その非日常の空間を楽しむ人もいれば、そこから何かの学びを得て自分の...
好物

日本人の味覚

少し偏った見方かもしれないが、日本で食べる料理は総じてとても美味しいと思う。日本料理が美味しいのはもちろんだが、イタリアンやスパニッシュ、フランス料理も同様だ。日本には、世界中のあらゆる料理があるが、現地にも勝る美味しさを味わえる店が多い。...
好物

色づかいを学んでみようかな。

普段は落ち着いた色の服を着ることが多い。黒、濃い青、ベージュ。この辺りが定番だ。靴は圧倒的に黒が多い。革靴は焦茶もあるが、いつのまにかスニーカーすら黒を選んでいる。仕事での服装はだいぶカジュアルになったが、それでも足元の冒険はできないままだ...
出会い

ふるさとを作ろう。

地方の街には都会にはない魅力がある。何よりも素晴らしいのは自然だ。空気から違う。空が広く、山や海がある。心に染み入る景観が素晴らしい。四季を感じることもできる。美味しい食事もある。土地で採れる素材を活かした身体に優しい料理がたくさんある。水...
好物

車を愛でる文化。

最近、懐かしくてたまらない車がある。リトラクタブル・ヘッドランプのついた車だ。今はほとんど見なくなったがた、初代のユーノスロードスター(マツダ)がそうだった。イニシャルDという漫画の主役の車であるトヨタのスプリンタートレノもそうだ。ランボル...