文化

きづき

空間のデザイン。

ターゲットがはっきりしている場合、そのターゲットを迎える空間は作りやすい。でも、往々にして空間に求められることは、様々なターゲットを迎えることだ。劇場で芸を見せるなら、それを趣味とする人から、新たなファン獲得までターゲットは広い。その広い...
俯瞰

密度の生み出す力

一単位あたりの量で、体積や面積が異なるものの重さや混み具合の性質を比較できるのが密度だ。 人口密度であれば、面積あたりの人の数、物質の密度であれば体積あたりの質量となる。これを転じて、最近、エリアや空間あたりの見所の数を、魅力密度と使うこ...
きづき

都会と離島。

ここ数日、長崎県にいる。どうやら北海道に次いで海岸線が長い県のようだ。北海道とちがって、海岸線が入り組む本土と、海に広がる島々多さが要因だ。県の中心部には古くからの海外との交流の歴史が至る所で感じられる。島々では、数々の境界と美味しい海の...
モヤモヤ

未来を見る。

歴史や文化を学ぶと悲しい想いになることがある。迫害の歴史などはまさにそうだ。なぜ、人は人にそんなことをしてしまったのだろうか。恐ろしく思う。こうした疑似的な追体験は、人が生きていく上でどのくらい必要なのだろうか。2度と繰り返してはいけない...
きづき

ブランドとパーパス。

製品やサービスには必ず名前がある。一般名称に加えて、固有名詞がついている。特に、人気の商品には、覚えやすく、音の響きもいい名前がついている。パッケージも良く、思わず手に取りたくなるような工夫も凝らしている。そして、その名前とデザインがセッ...
きづき

整うと頭が冴える。

友人の作ったサウナに行ってきた。とても気持ちが良く、素晴らしい空間だった。単純なサウナの空間ではない。ワークプレースとバーがついていた。立地も素晴らしい。駅からほど近い商店街の中ほどにある4-5階建のビルにある。1階がサウナスペースで本物...
きづき

魅力と吸引力。

例えばインバウンドなど、遠くに住んでいる人にたくさん来訪して欲しい。近場の都市から年に何回か来訪して欲しい。いわゆるリピート訪問。同じ街に住んでいる人が何度も日常の習慣として通って欲しい。来訪者は様々で、どの来訪者を増やしたいかで打ち手は...
きづき

本歌取りを流行らせる。

「有名な古歌(本歌)の1句もしくは2句を自作に取り入れて作歌を行う方法」だ。歌学における和歌の作成技法の1つで、様々な作品に使われているらしい。 主に、本歌を背景として用いて、奥行きを与え、表現効果の重層化を図るときに使う。なかなか理解が...
きづき

文化施設のあるべき姿。

美術館や博物館の理想の姿とはどんなものだろうか。最近、考えることが多くなった。来訪者には、たまたま時間があっただけで、まったくの興味のない人もいる。展示作品の作者だけは知っているけど、何を見ればいいか分からないという人もいる。そうかと思え...
きづき

気に満ちた場所。

特に今まで風水というものを意識したことはない。でも最近、場の力を感じる。例えば、きづきの神宮道オフィス。平安神宮の参道にあり、出て右に鳥居がある。良い気の流れが満ちた道に感じる。少しばかり、その流れにあやかっている気がする。空気が澄んでい...
ありのまま

文化観光ってなんだろう。

文字通り捉えると、文化的な観光。こんなふうに感じる人が多いと思う。アミューズメントパークやドライブに行くのではなく、文化的な施設を巡る観光だ。でも、文化庁の定義を見ると、文化振興の好循環を回すことと定義している。好循環とは、文化振興に始ま...
きづき

静養。

先週はブログを初めて休んだ。それも5日間全てだ。だいぶ生活のリズムが変わった。ほぼ2年ぶりに、2回目のコロナに感染してしまったからだ。相変わらず手強い。今回は極端に熱が上がることはなかったが、のどと痛みと頭痛に悩まされ続けた。結局、頭痛薬...
文化

マスにリピートを。

ある広大な土地にやってきた。見渡す限りの自然で、訪れたくなる地域資源が豊富な土地だ。人々はその土地に訪れると、日常とはかけ離れた雄大な自然に囲まれ、自然を満喫できる。その一方で、その土地は噴火、地震、台風など自然災害に悩まされ続けたという...
きづき

生活に宿る文化。

文化について考えていると、なぜか「趣味」という言葉にたどり着くことがある。趣味とは、人が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。人が熱中している、または詳しいカテゴリーのことだ。人が時間を投資しているものだ。...
広がり

回遊を促す。

色々な土地に触れていると必ず直面する問題は、見どころが埋もれていること。観光ガイドなどはもちろんあるのだが、多くの場合うまく活用されていない。ハブとなる駅や案内所では、チラシやパンフレットが溢れていて、どれがいいか分からない。それでも、そ...
モヤモヤ

お面。

昔、お祭りで仮面ライダーのお面を買ったことがある。V3か何かだったと思う。薄いプラスチックのお面の両耳の辺りにそれぞれ穴があって、白いゴムが通っていた。お面を顔に当てると、そのゴムが頭の後ろにきて、ピタッと顔にはまる。動いても取れない。そ...
モヤモヤ

磨き上げ。

以前であれば、この言葉を聞くと、「靴」や「車」などを思い出した。歩くのがとても早いので、どうしても靴をあちこちにぶつける。靴磨きが必要になる。意外と重労働で大変だが、プロの方の仕上がりには全くもって到達しない。でも、気づいたのはやはり高価...
ありのまま

エアコンのない世界

地球が悲鳴をあげている。10年前と比べて明らかに天候がおかしくなってきたと感じる。特に、ゲリラ豪雨的な雨が降る頻度が劇的に増えているし、暑さも異常だ。少し前より熱中症で倒れる方のニュースが減っているのは対策が取れてきたからだろうか。いずれ...
きづき

募金とファンド

巷でファンドといえば、資金や基金という言葉の延長で、それを運用する会社を意味する。お金を集めて、それを投資をする。そして出資者に投資の利益を分配するというものだ。募金というのは、感謝の気持ちとしての小さな返礼などはあっても一方通行でお金を...
きづき

産業観光とレガシー

その地域特有の産業に係る工場、職人、製品。そして昔の工場跡や産業発祥の地などの産業遺構。これらを観光の題材にして、来訪者を魅了する。産業観光とはそんな取り組みだ。ビールやウィスキーや車の組み立て工場の見学。富岡製糸場などでのアートイベント...