文化

俯瞰

暑さ。

まだ蝉の声は残っているが、だいぶ暑さが和らいできた。さすがに今年の夏は辛かった。外にいるのは30分が限界で、その間も汗が止まらない。常に水を欲していた。歩きをやめて、バイクを使うことも増えたが、これはこれでヘルメットが熱い。特に信号待ちは地...
きづき

法律。

人ではなく、法によって国を治める。中国で始まり、日本にもやってきた手法だ。誰もが法の下に平等であり、法に触れない限り、自由でもある。よく考え出したものだ。昔からそれぞれの個人は、それぞれの思う正しいことを持って行動していた。人を傷つけないと...
文化

目に入ること。

東京タワーやスカイツリー。遠く離れたところからでもついつい叫んでしまう。あ、あそこにある。塔のふもとに行けば、思わずその雄大さを見上げてしまう。自然と目に入ってきて、いつの間にか視線が釘付けになってしまうのだ。これらはもう街の一部となって、...
ゆとり

船の魅力。

すぐに思い浮かんだ言葉は、非日常だ。地に足をつける陸とは違う感覚がある。船の中にいると、微妙な揺れを感じる。電車や車の移動と明らかに異なる揺れだ。周期が長いというか、ゆりかごのような感じがする。波がなければ心地よい。あと、飛行機でも思う事だ...
きづき

新機軸。

なにか挑戦をしてみたい。そんな気持ちを聞いているととても楽しい気分になる。どんな伝統の世界の中にも、新機軸を打ち出そうと頑張っている方がいる。そんな方を見ていると、なんと懐が深いのだろうと感じてしまうことが多々ある。常に引き出しを増やそうと...
出会い

潮目を変える。

長きにわたって守ってきた文化。大事なものを選りすぐり、それを守ってきた。ある意味、文化のコアの部分を探し出す道のりだったのかもしれない。周辺を少しずつ削ぎながら、縮みながら、コアだけの状態になってきた。文化によっては、コアさえ削ぎながら、一...
俯瞰

好循環。

循環とは、ひとまわりして元にかえり、それを繰り返す様だ。好循環というなら、回るたびにどんどんレベルが上がるスパイラルアップがいい。文化観光の場合、文化振興から始まり、観光振興、地域の活性化、文化振興への再投資だ。この循環を改めて見ると、なか...
きづき

突き抜ける。

文化の振興に携わって思うこと。それは多くの取り組みがビジブルにならないこと。学芸員の研究でも、企画展の開催でも、体験イベントの企画でも何でも同じだ。それぞれの担当者は、自分の担当するものを少しでも盛り上げようと努力する。その結果、参加者も集...
デザイン

賑わいづくり。

大きく分けて二つのやり方があると思う。ゲートウェイ型と分散型だ。ゲートウェイ型は、ある施設がハブ拠点となって様々な見どころへと誘うものだ。分散型は、各々の拠点がそれなりの魅力を放ち、幾つかの拠点で多様性を体感するものだ。どちらの型においても...
ありのまま

考える癖。

コンサルタントを長年やってきて一番良かったことは考える癖がついたことだ。日常の何気ない瞬間にも色々考えているような気がする。絵を見た時もそうだ。左右対称で2つの塔が並んでいた絵があった。同じ塔なのに色味が違う。最初に浮かんだのは油絵だからま...
きづき

オフィスの大工事。

日曜から3日間のオフィスのリノベーションが怪我もなく無事に終了した。とはいえ、なかなかの大工事で、くたくたになりながらの作業だった。一番大変だった作業は、裏口前のコンクリートを剥がす作業だ。音と粉塵がすごい。コンクリートはとても硬く、破砕機...
きづき

をどり。

普段は一見お断りと閉ざす花柳界の門、年一度の東をどりにその扉が開きます。京都での都をどり、鴨川をどりに続いて、昨日は新橋演舞場で東をどりを堪能してきた。芸妓、舞妓のお座敷の経験などほぼ皆無だが、少しずつその魅力に惹かれている。最初は煌びやか...
文化

人の縁。

何十年も経ってもすぐに蘇る縁がある。今日はそんなことを実感した日だった。そんな方々に共通しているのは、想いとか志を大事にしていることだ。遠い昔のことがそのままの姿で蘇る。本当に人は凄いと感じる瞬間だ。この感じを世の中に充満させたいと思うし、...
きづき

におひ袋

日々の生活にひとときの安らぎを感じさせてくれるのが「におひ」だ。ふわーっとその場の雰囲気を変える力がある。なかなかの力だ。いま、オフィスにはその匂い袋がある。扉を開けた瞬間に匂いが届く。これまでの檜の香りとは別の空間になるから本当にすごいと...
デザイン

移動の負荷。

地球に優しい移動。これは人類にとって重要な課題なのは間違いない。人や荷物の移動がもたらしている地球への負荷は極めて大きいからだ。CO2だけではない。製造から廃棄まで様々な有害物質との関わりがある。特に内燃機関を積む車が与える環境の負荷は他と...
きづき

文化とビジネス。

今の世の中、文化もビジネスも乱立している。差別化という言葉が飛び交う。果たして文化とは、他者との競争の中で差別化を図るべきものなのだろうか。集団の中で共有されている信条、価値観、行動のこと。人類が作り上げてきた有形無形の成果。人間が社会の構...
ありのまま

文化。

歴史的に重要なもの。これも文化だが、ただ単に古いから重要なのではない。当時に生きている人が、何かしらの偉業を成し遂げ、それが今生きる人の糧になるからだ。例えば、貨幣制度が生まれたり、律令国家が生まれたり。時代の変化点だ。こうしたものの前後で...
ゆとり

浴槽。

ひとっ風呂浴びる。このフレーズをよく聞いた、いやよく言っている気がする。要はかなりの風呂好きだ。風呂に入るだけでかなり幸せな気分になる。もちろん、広い浴槽は良いが、狭いからといってダメなわけではない。41度くらいのお湯に浸かるのが好きなのだ...
仲間

2つの動機。

人が何か物事に当たる時の動機は2つのパターンがあると思う。一つ目は、自分の夢や想いを形にしたいと動き出すパターンだ。自分が主語で、その夢を成し遂げたシーンを糧に突き進んでいく。想いが強ければ強いほど、立ちはだかる大きな壁を乗り越えることがで...
デザイン

美味しいご飯。

以前よりも美味しいご飯を意識するようになった。味わいたいという気持ちだ。職業柄、長く会食なるものをしてきた。美味しいというお店にも足を運んできた。その中でも気に入ったお店にはリピートで通うことが多かった。味と人だった。でも今から思えば、1日...