Satoshi Nagashima

きづき

舞台としての店舗

例えば、薬を売っている店舗は多様だ。品揃え、店舗の形態、在庫の持ち方など大きく異なる。一番メジャーなのは、なんでも売ってるドラッグストア。チェーン展開している企業が沢山ある。数は少なくなってきたが、商店街や街中には昔ながらの薬局もある。掛か...
きづき

お金と想いが一緒に回る

日本には箪笥預金がたくさんあると言われている。将来の不安からお金は貯めて、少しずつ使うものになっている。年金制度が崩壊などといったニュースを耳にすると、確かにそんな気持ちになる。でも、銀行に預けても金利で儲かるなどといったことはまず期待でき...
きづき

擬人化

人でないものを人に擬して表現すること。ものづくりの世界ではよく聞く言葉だ。特に動くものに対して使われることが多い気がする。例えば、長年使って来た装置。少しやっかいな癖や思い出の傷があり、大切にしてきた。もしくは、完成品のプロトタイプ。思い通...
きづき

景色を感じながら動く

ナビゲーション。ある時から車に付き始めた。今では必需品だ。現在地と目的地を矢印で結んで、進むべき方向、曲がるべき角を教えてくれる。最近まで交差点名と道路形状の表示が主流だったが、いまでは現実の景色と同じ情景に矢印を重ねる。使ってみると、それ...
きづき

休暇とはなんだろう

最近、ライフワークとライス(コメ)ワークという言葉を聞いた。どうやら「生涯かけてやりたい仕事」と「暮らしていくためにやる仕事」という意味らしい。これまで、幸いにもライスワークと感じながらやった仕事は思い当たらない。ライフワークとまでは言えな...
きづき

光の散乱と透過の魔法

感動的な技に出会った。空間に「うつろい」を生み出す。2.7m*2.1mという大型の和紙が魔法の仕掛けだ。和紙といっても単なる和紙ではない。おそらく何100工程にも亘る匠の技が詰まっている。もちろん職人の手による紙漉きだが、何層にも重なった和...
刺激

覚悟と情熱

無謀だ。無茶だ。日々の生活の中で、何かを切り開こうと動く時に耳にする。そう思う気持ちもわかるし、時には動いている自分自身でもそう思うことがある。でも頭の中にその言葉が現れては消し、現れては消してきた。本質的に正しい、「これができたらみんなが...
きづき

コーヒー

オフィスに来客が来る。夏はペッドボトルの水かお茶。冬はホットコーヒーを出すことが多い。仕事をしていると、眠気が襲って来ることがある。スキッとするためにコーヒーを飲む。スターバックスが生まれ、至る所に店舗ができた。美味しいコーヒーの競い合いが...
きづき

成功・失敗からの学び

教訓を得る。色々な体験や世の中の事例から学びを得ることはとても大事だ。同じ過ちを2度繰り返してはいけない。しっかりと学んで次に活かす。これを続けていくと、「できないこと」がどんどん「できること」に変わっていく。勉強でも、仕事でも、そのレベル...
刺激

働く場所

オフィス。昔は課毎の島型でお誕生日席には課長が座っていた。チームが纏まって1つの島を作ることが一体感をつくるのに重要だったのだと思う。何本もの島が並んだ上座の部分に部長が座っている。幅広なデスクと豪華な椅子。そう簡単には話し掛けられない威厳...
妄想

職人の技

日本でもドイツでも高齢化により職人の技の伝承という問題に直面している。長年培ってきた状況把握の仕方や作業の段取り・手順、道具の使い方などが技の中身だ。それぞれの職人にはこれまでの経験に裏打ちされたそれぞれのこだわりの部分がある。実際、同じ図...
妄想

遠隔の力

ものづくりの世界では工場をインターネットにつなぐスマート化が進んでいる。工場には様々な装置があるが、センサーをつけることでそれらの状態が離れた所で掴める。装置の異常も予兆を感知することで未然に防ぐことも可能だ。予兆を掴むセンサーがあればでき...
ゆとり

帰属意識

日本人の場合、自分は会社に帰属していると考える人が多い。私自身もそう感じることが多々ある。数十年同じ会社に勤めていれば当たり前かもしれない。昔は、街や村という単位で帰属意識があった。ご近所付き合いが盛んだった。いつの間にか煩わしいもの。今、...
ゆとり

価値とは何か?

辞書で「価値」を引くと、まず「その事物がどのくらい役に立つかの度合い。値打ち」とある。役に立つ対象はおそらく人や社会で間違い無いだろう。経済学では、「商品が持つ交換価値の本質とされるもの」とある。お金の概念だ。哲学では、「あらゆる個人・社会...
きづき

挑戦と緊張

これまで生まれてから今まで色々な挑戦をしてきた。と思う。周りからは普通のことと思われていても、本人はドキドキなことも多い。手に汗をかいている、背中に汗が流れる。こんなこともよく起きる。もちろん暑いからではない。自律神経が自由に活動している。...
妄想

共存共栄

共に存在して共に栄える。好きな言葉だ。似た言葉にWin-Winがある。でも意味合いがだいぶ違って感じる。Win-Winはプロジェクトや仕事の成果で、お互いに利益を得る状態を追求すること。極端に言うと、ある特定の仕事で不公平感なく利益を分配す...
シェア

需要密度と需要喚起

祭りの屋台。焼きそば、綿あめ、金魚すくい、射的など子供の頃の一大イベントだった。人の集まるところで商売をする。大道芸人など祭りを渡り歩いて全国を回る人もいる。需要密度の高い場所と時間を狙って移動している。お客さんを探さなくとも来る状態だ。祭...
仲間

いい時代。

24時間戦えますか。何十年か前の栄養ドリンクのCMだ。ガムシャラに働くことが楽しかった時代だ。汗をかいていた。自慢げに3日寝てない!労働時間の長さを競うことも多かった。熱中してやりきった感に、ただ酔いしれていたような気もする。 当時は、情熱...
妄想

ブリコラージュ

最近、気になる言葉。ブリコラージュ。器用仕事とも訳される。語源はフランスで「繕う」、「ごまかす」を意味する。でももっと良い意味で使われるのを耳にする事がある。創造性が高く、ありものを組み合わせて新しいものを作り出す意味だ。 「寄せ集めて自分...
妄想

メッシュ技術

網。最近色々な技術に出会った。液体や粉体などを流量を調整したり整えたりするフィルターの技術。麺類を茹でた時に使う水切りという網もある。網の上に使いたいものが残る。外装では金属の板に規則的な穴を開け、デザイン性、採光や調光につかう網もある。 ...