メリハリのある生活

最近、未来について考えることが多くなった。5年後、10年後にどんな社会や暮らしを実現したいかだ。
もちろん、健康に毎日を過ごしていることが第一だが、やはり何かしらのワクワク感が欲しい。
気心の知れた友人との時間、美味しい食事をしたり、何かしらの共同作業をしたりする時間があるといい。
時間をかけて、何かしらを組み立てた、成し遂げたといった達成感も欲しくなる。仕事以外でも欲しくなる。

新しい友人とも出会いたい。これまでとは異なる少し刺激のある友人との出会いもワクワクだ。
自分の常識とのズレを感じるともちろん違和感もあるが、新たな多様性に触れたという嬉しさもある。
新しい場所にも行きたい。都会のオフィスビルで数十年過ごしてきたので、自然に飢えている。
日本の伝統を感じられる場所、その土地の文化などに少しずつ触れたいと感じるようになってきた。

ワクワク感。新しいことに挑戦しているときに生まれる。守りではなく、攻めの時だ。
小さくても良い。社会や暮らしの中に、たくさんのワクワク感がある状態が生み出せないかを考えている。
日常とは異なること、非日常を、小さくても良いので、みんなが日々感じられるようになったら良いと思う。
そうすれば、日々の生活に潤いが生まれる。次にやってみたいことが頭に浮かんでくるようになる。

日常の出来事は、ネットやAIの世界で効率的にしてもよいと思う。工数をかけずに同じ成果を出す。
でも日々感じる非日常には「効率」という世界を思いっきり排除したい。非効率こそ良しとしたい。
なにより、五感をフルに使って、体感したいし、いつもとは違う脳の部分を動かしたい。アナログな世界だ。
できたら、筋肉痛や関節痛が出てしまうくらい、体を駆使したい。身体能力のリフレッシュができるくらいだ。

未来の社会にはメリハリが大事な気がしてきた。「効率」と「ワクワク」のメリハリだ。振れ幅は大きい。
でも心に留めて意識すべきは、小さくてもいいので、毎日「ワクワク」を持つことの方だ。五感を使う方だ。
さらに、小さなやってみたいこと、大きなやってみたいことを、周囲に伝えることもやってみて欲しい。
すると、ワクワクの相乗効果が生まれると思う。広がりが出ると思う。楽しい未来が作れそうだ。