スタンス。

一つひとつ積み上げていけば必ず成果に届く。そんな考え方がある。
その場合、めざしているゴールを認識している時としていない時がある。
前者では、それなりの近道ができる。寄り道もあるが意識した寄り道だ。
後者は、本質的なもの、根本的なものを積み上げる。ただ積み上げ続ける。

別の考えでは、まずイメージを描く。だいたいこんな収まりどころ。
収まりどころは、いわゆる成功のイメージで多くの場合、儲け話が多いように思う。
これは起業家に多い感覚で、無意識に成功を描き、考える間もなく進んでいる。
成功が前提にあるので、躊躇がない。失敗の兆しにも嗅覚があり、直ちに修正する。

どれが正しいではない。自分が信じるアプローチを取るのが良いと思う。
もちろん、これら以外のアプローチもたくさんあるはずだ。新たに生み出しても良い。
大事なことは、自分で選ぶこと。自分で選べば一番後悔しないと思う。
どのアプローチにもメリデメがある。周囲も含めればメリデメはさらに複雑になる。

リスクテーカー、保守派、慎重派、冒険者、フォロワー。色々なタイプがあると思う。
過去とのつながり。これも大事だ。でもいつでも変曲点は作って良いと思う。
過去を見ず、未来だけを見る。こんな時もあってもいい。要はなんでもありだ。
色々なスタンスを見て、真似して、新たに生み出し、自分なりで進むのが良いと思う。

回りができること、すべきこと。それは動じないこと。自分なりのスタンスで接すること。
生き方は多様で難解だ。それだけ分かっただけでも面白いと思える。