大きな目的があるとしよう。企業経営ならば価値を届けて対価を生むだ。
であれば、その目的に対して全ての活動が貢献しなければいけないと思う。
もちろん、営業が直接的に売り上げることもあればその営業を支える場合もある。
直接的であれ、間接的であれ、価値を届けて対価を生むことに貢献しているかどうかだ。
例えば、フィールドワークで調査をしたとする。その目的は何か。
現場はどんな状況で今回のプロダクトではどんな課題が解決できそうか。
そんなことをとりまとめていく。なるべく多く出していくのが良いだろう。
では、リストができたらそれで終わりか。終わりとも言えるがベターがある。
そのリストにあるアイテムはそれぞれ実際に現場で実現できるかを考える。
現場の作業、もっと言えば標準作業に落とし込めるのか。それを考えてみる。
さらには、落とし込めたとすると、そのプロダクトをどのくらいの時間使うか。
実現できると踏んだアイテムで、そのプロダクトはどのくらい稼働するか。
この辺りまでは考えていきた。そうすれば大きな目的にどんどん近づいていく。
今回リストした実行可能なアイテムはこれだけの経済効果を出しそうだ。
おそらく、人が減らせる。短い時間で作業が終わる。そんなところを見積もる。
それに対して、プロダクトの導入や運用にかかる費用がどのくらいか。これで決まる。
要は心構えだ。自分のやろうとしている作業は、大きな目的にどう繋がっているか。
何段階も先でようやく大きな目的に繋がるケースも多い。でもそれを見通すのだ。
見通すことができると、頭の中で扱える世界が一気に広がる。視野が広くなるのだ。
そうすると、自分の活動の意味や重要性が分かる。その感覚を掴んで欲しいと思う。