当たり外れ。

振り返ってみると、運がいいと思う。宝くじはこれまで僅かではあるが黒字だ。
小当たりした貯金が効いている。故に、完全に小さな夢なら掴めると信じている。
コンビニのくじも同様だ。欲しいものがあるとほぼ必ず引くのだが、あたり確率が高い。
それも2等とかそのレベルを引き当てる。念が通じているのかと思うくらいだ。

ガチャガチャも同様だ。五種とか七種とか中身はあるのだが、一番欲しいのが結構あたる。
2回やるとほぼ必ずと言って良いくらいの確率だ。それが故にガチャガチャにもハマっている。
そんな中で、UFOキャッチャーはそうはいかない。少し状況が違うからだと思っている。
あれは運ではなく、技だ。どこにハンドを持っていくかが全てだ。熟練が求められる。

ビジネスでも当たり外れはある。とはいえ、なるべく当たりにしたいのは間違いない。
そして、頑張れば小当たりまでならそれなりの確率で当てることができるように思う。
いずれは大当たりを仕掛けてみたいと思うが、そのタイミングと機会はまだきていない。
なので小当たりを量産すべく頑張っている。一番簡単なのは掛け算だと考えている。

単なる掛け算ではない。凄いものの掛け算だ。単独ではなぜか目立っていないものを舞台に上げる。
凄いものはなんであっても、何度も見ると新鮮ではなくなる。であれば掛け算で新鮮にすればいい。
隠れた凄いものには、少し新鮮さがなくなった凄いものを掛け合わせる。進化系が生まれるのだ。
色々な凄いものに掛け算すると、当たるものが必ず出てくる。凄いものはやはり凄いからだ。

勘所は、単独でも凄いと思えるものを選び出すこと。深さとか背景とかそこが大事だ。
隠れているものと、鮮度が少し落ちた認知の高いもの。日常にある凄いもの。これらに着目する。
相乗効果が生まれるように、互いが互いを引き立てるように演出する。そうすれば輝きが生まれる。
もちろん、当たり外れはある。でも、外れを少なくできる。運と技を使えば意外といけると思う。