AIを助手に。

正直、ChatGPTが出てきて、AIの進化の速度にはとても驚いている。
少し前まではチャットボットといっても、かなりぎこちないものだった。
いまでは、相手がAIなのか、それとも人なのかが分からないレベルになっている。
実際、日々の暮らしの中で、何度となく活用シーンが出てくるようになった。

ChatGPTが出る前は、何かしら人の感覚を学習させて再現性を持たせるのが主流だった。
検品でも人検知でも、繰り返し発生する事象を抜けもれなく対処させることができた。
これにより、だいぶ人の使う時間が節約できたし、見逃していたものも見えるようになった。
AIと機械を組み合わせることで、人の反応では間に合わないことをやらせることもできた。

人の視野と機動力を何十倍にも広げることができる。高速で動く自分の分身を持てたのだ。
AIは人よりももちろん小さくできるので、フィールドに「できる小人」を放つようなものだ。
様々なパラメータから自分が正しいと捉えた感覚をAIに移植すること達成される。
どこまでいっても100%にはならないが、それでいい。人も100%を達成してはいないからだ。

この感覚をさらに進化させてくれたのが、対話型というインターフェースだ。これはとても良い。
いわゆる友人や仲間とのブレストがいつでもできる感覚だ。自分の考えをしっかりと試せる。
ただ、自分が手触りを持っている分野においては、少し物足りなさを感じる。疑問符もつく。
恐らく、自分が学習してきたデータの量と質がAIよりも優っているのが原因だろう。

故に、自分が手触りを持っていない分野においても、使い方に留意をすべきことがあるだろう。
いまのところ超一流のプロの見解では無いこと。鵜呑みはしてはいけないことだ。
逆に、手触りはそこそこな部分を敢えて活かす使い方があると思う。分野を跨いだ発想の活用だ。
色々な分野を跨いで、面白い発想を抽象化する。それを別の分野に活用するのだ。結構使えると思う。